◆大相撲秋場所9日目(21日、東京・両国国技館)

 横綱・大の里(二所ノ関)が本来の相撲を取り戻しつつある。前に出る相撲が出始めて1敗をキープ。

9日の相手は若手の藤凌駕(藤島)。正直な相手なので前に出る相撲で白星を重ねる。

 大関・琴桜(佐渡ヶ嶽)の調子のバロメーターはどこにあるのだろうか。大きな体を利用して前に出たと思ったら、8日目の伯乃富士(伊勢ケ浜)との一番では先手を取られて引いてしまった。安定感が欠如している場所になっている。対戦相手の藤ノ川(伊勢ノ海)は今場所も元気一杯の相撲を見せている。安易な立ち合いを見せると苦しい体勢になってしまう。

 3敗となった大関・霧島(音羽山)はどう気持ちを切り替えるかだろう。場所後の横綱昇進は絶望的。あと1敗もすれば横綱取りは振り出しに戻る。改めて1日一番の気持ちで土俵に上がるしかない。大栄翔(追手風)とは過去17勝11敗。

手の内は知り尽くしているはず。立ち合いから思い切って当たるだけだ。

編集部おすすめ