川崎のFW小林悠が23日、現役引退を発表した。39歳の誕生日当日となったこの日、川崎市内のクラブハウスで記者会見を行った。

歴代7位となるJ1通算144ゴールをマークした点取り屋が、川崎一筋のキャリアに幕を下ろす。

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 小林は会見で「自分自身のことを、自分が信じ切れなくなってしまったのが1番の理由。気持ちでプレーしている部分が多かったので、それができないのなら、選手を退くべきだなと思い、決断しました」と理由を明かした。

 小林は2010年に拓殖大から川崎入り。2年目の11年に32試合出場12得点でブレイクを果たし、川崎のエースとして長らく活躍した。

 17年には34試合出場で23ゴールをマークし、チームの初優勝に貢献。得点王とMVPに輝いた。4度のリーグ優勝(17、18、20、21年)に導くなど、主要タイトル通算7冠を獲得。得点感覚と嗅覚に優れ、多彩な得点パターンからゴールを量産した。日本代表でも通算14試合に出場し、2得点をマークした。

 近年は出場機会が減少し、24年は27試合出場4得点、25年は13試合出場1得点にとどまり、今季もここまで出場がないが、トレーニングの中ではチームを背中で引っ張り、若手の手本となり続けた。

 来年6月のシーズン終了を待たず、今季途中での現役引退となる。

リーグ戦の現役ラストマッチは、中断前最後の12月19日に行われる第20節柏戦(U等々力)となる見通しだが、リーグ戦中断後に準々決勝~決勝が行われる天皇杯の勝ち上がり次第では、決勝日の27年1月1日までプロキャリアが伸びる可能性がある。

 

 ◆小林 悠(こばやし・ゆう)、1987年9月23日、東京都町田市出身。39歳。麻布大付渕野辺高(現麻布大付高)、拓殖大を経て、10年に川崎入り。16~21年まで6年連続で2桁得点をマークした。J1通算405試合144得点、A代表通算14試合2得点。177センチ、74キロ。右利き

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