◆プロボクシング ▽バンタム級(53・5キロ以下)8回戦 〇田中湧也(2回TKO)金城隼平● ▽日本ユース・フェザー級(57・1キロ以下)タイトルマッチ8回戦 〇王者・友良瑠偉斗(判定)山川健太●(9月23日、東京・後楽園ホール)

 「ザ・バトル4」のメインイベントのバンタム級8回戦で、WBOアジアパシフィック同級8位・田中湧也(27)=大橋=が日本同級13位・金城隼平(25)=RE:BOOT=を2回2分58秒TKOで下し、ランカー対決を制した。

 戦績は田中が9勝(6KO)1敗、金城が5勝(2KO)3敗。

 サウスポー同士の一戦は、田中が2回終了間際に「相手がポイントを取りにラスト10秒で出てくるだろうと思ったので、来たところに合わせようと思っていた」という左クロス一閃。金城は大の字に倒れ、レフェリーはノーカウントで試合をストップした。

 23年6月のプロ初黒星から再起7連勝とした田中は「相手はランキング以上の実力だと思っていたので気合が入っていた」。これでWBOアジアパシフィックに続き、日本ランク入りも確実となった。「3本(日本、東洋太平洋、WBOアジアパシフィック)ある中で狙っていけたら」と地域王座のベルトに狙いを定めた。

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)も公認する、モンスター“そっくり”ボクサーだ。昨年8月には田中がXでバンテージを巻く写真を投稿すると、尚弥が自身のXでこの写真を引用し「一瞬俺がバンテージ巻いてるのかと思って1秒くらい変な感覚だったわ笑」と記した。

 この日はWBC世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)の世界戦が控えていたため、尚弥は後楽園ホールに応援に駆けつけることはできなかったが、試合前に「YouTubeで応援してるよ」とのメッセージが届いたという。田中は「しっかりと勝つ姿をお見せできてうれしい」と目尻を下げた。また、那須川天心(帝拳)との防衛戦を控えた拓真とは実戦練習(マスボクシング)の相手も務めたという。「拓真さんにつなげられてよかった」と笑顔を見せた。

 セミファイナルの日本ユース・フェザー級タイトルマッチでは、王者・友良瑠偉斗(24)=真正=が挑戦者の山川健太(22)=大橋=を2―0の判定で下し、初防衛に成功。

リング上で「これでユースは返上になる。これから上のランカーを食っていくので、楽しみにしておいてください」と話した。

 戦績は友良が9勝(4KO)1敗1分け、山川が6勝(5KO)3敗。

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