◆JERAセ・リーグ 巨人3―1広島(29日・東京ドーム)

 巨人の戸郷翔征投手が9回途中1失点で今季5勝目を挙げた。左太もも裏肉離れから復帰5戦目のマウンドで、6月23日・広島戦(マツダ)以来の白星。

「納得して登板を終えられたのが一番よかった。もちろん勝ち星というのは良い薬だと思いますけど、自分のピッチングをした中での勝ちは一番嬉しいものですし、そういう意味ではきょうは本当にバランス的にも球速的にもすごく良い一日だった」と振り返った。

 初回から151キロを計測。その後も広島打線に中盤まで出塁すら許さないパーフェクト投球で、試合の流れを完全に掌握した。6回1死から石原に右前打を浴び完全投球は途切れたが「ちょっとは意識していましたけどね。でもああいう試合はそういう記録よりも勝ちにこだわるのが一つ。毎回どういうイニングでも三振が取れていますし、どういう形でも3人で終わりたいというのが僕の、先発投手の役割。それを全うできていたのでね、安打を打たれずに続いていたのかなと思いますけど。悔しかったですけど、まだタイミングはあると思うので、なんとかそういう時にもう少し良い結果を残せるように」と語った。

 9回2死からあと一球の場面で中村奨に左越えソロを被弾。悔しさをにじませたが「完封というのはすごく難しいものだなと改めて感じますし、最後の2アウトまではすごく良いテンポでできたのでね。最後、欲張ってしまいましたけど次の反省として。

シーズンとしては最後でしたけど、何とか自分の中では少し納得して終われたかな」と前を向いた。

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