◆社会人野球日本選手権関東代表決定戦▽2回戦 セガサミー10―0茨城日産=7回コールド=(2日・ゼットエーボールパーク)
今季限りでの廃部が決まっているセガサミーが大勝で初戦を突破した。打線が13安打10得点、投手陣はわずか1安打無失点と投打に力を発揮し、佐藤俊和監督(48)は「投げるべき人がしっかり抑えて、よく点が取れて良かった」と笑みを見せた。
今秋のドラフト候補右腕・樫村佳歩(けいと)投手(23=立正大)が先発。身長166センチから放たれる直球はこの日最速147キロを計測し、地面と平行に伸びてくるような軌道で飛球を量産した。奪った12個のアウトの内9個が飛球と、持ち味である低アングルからの速球を生かし、4回無安打無失点。「状態はあまり良くなかったんですけど、丁寧に投げられたので良かった」と振り返った。
樫村は今春入社のルーキー。本来、社会人からのドラフト対象となるには、大卒2年目、高卒3年目という解禁年のルールがあるが、セガサミー所属の選手は救済策として適用されない見通し。特例でドラフトの対象となる。この日もNPB4球団が視察に訪れ、スカウトからは「強い真っすぐをゾーン内で投げられて、常に自分のピッチングができる投手。社会人の中でもトップクラス」とのコメントが聞かれた。また似たタイプの選手に、身長167センチの剛腕・山本拓実投手(日ハム)の名前が挙がった。
2005年に創部したセガサミーは、これまで都市対抗野球に14度出場して4強入りが3度。日本選手権には6度出場して14年には準優勝した実績を持つ。
5日の代表決定戦はSUBARUとの一戦。指揮官は「しっかり備えて、最後まで頑張ります」と短い言葉に力をこめた。










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