◆米大リーグ ア・リーグ地区シリーズ Wソックス―ガーディアンズ(7日、米イリノイ州シカゴ=レートフィールド)
ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が7日(日本時間8日)、地区シリーズ第3戦となる本拠地・ガーディアンズ戦に「3番・一塁」で先発出場。3点を追う3回1死一塁で迎えた第2打席は“天敵”グリフィンから3球三振に倒れた。
村上は昨季まで巨人に在籍していた左腕とヤクルト時代から何度も対戦を重ねてきた。NPBでは通算28打数4安打の打率1割4分3厘、1本塁打、16三振。メジャーでは今年4月に初めて対戦し、当時ナショナルズのグリフィン相手に3打数無安打2三振。9月に再戦した際も2打数無安打2三振に封じられていた。
この日、初回無死一、二塁の第1打席は右腕エスピノから3球三振だった。チームも3回に一挙4失点で逆転を許す展開となっている。
昨季まで3年連続100敗以上だった弱小球団が、今季は村上の加入もあって躍進。2年連続100敗から史上初のPS出場を果たすと、ワイルドカードシリーズ(対アストロズ)からここまでポストシーズン(PS)は無傷の4連勝。今シリーズもア・リーグ中地区優勝を1ゲーム差で譲ったガーディアンズ相手に敵地で2連勝を飾り、5試合目にして初めてホームに帰ってきた。大一番を心待ちにしていた熱狂的なシカゴのファンが超満員で村上らを迎えた。
この日勝利すれば、ワールドシリーズを制した05年以来21年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出が決まることはもちろん、1906年のワールドシリーズ(対カブス)以来120年ぶりにPSのシリーズ突破を本拠地で決めることができるという歴史的瞬間をかけた一戦だ。
3日(同4日)の今シリーズ第1戦で、村上は4回にPS初アーチとなる先制2ラン。日本人9人目、さらに松井秀喜、05年の井口資仁(ホワイトソックス)に次いで3人目の新人弾となった。5日(同6日)の第2戦でも2点を追う4回に反撃の右前適時打。チームの逆転勝利を呼び込むなど、PSに入って試合前の時点で4戦4打点と躍動している。
ヤクルトから2年3400万ドル(約54億円=当時のレート)で加入した1年目の今季、レギュラーシーズンでは127試合で打率2割7厘、35本塁打、77打点。リーグ3位の196三振と課題を残した一方で、右太もも裏の肉離れによる離脱がありながら、1年目の日本人選手の最多本塁打記録を更新した。
初の大舞台でも実力を発揮する和製大砲。前日6日(同7日)の会見では「日本でも9年プレーしてましたし、いろいろな経験をしているので、プレッシャーは感じてないです」と話していた。










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