10月9日3Rのとき特別は注目の一戦。来年のダート3冠へ向けて好メンバーがそろった。

なかでも人気の中心となりそうなのがリアライズオリオン(牡、父エピファネイア)。1400メートルのデビュー戦は好スタートからスピードの違いでハナに立ち、直線も危なげなく快勝。勝ち時計1分26秒9は白砂導入前も含め、2020年以降の新馬戦で最速。夏は休養に充て約2か月半ぶりの復帰戦となる。

 荒山勝徳調教師は「体はひと回り大きくなったけど、まだ緩さは改善されていないかな」。1600メートルに距離を延ばすが「1週前に(笹川翼)ジョッキーが乗りにきて、時計は良かったけど、まだ後ろが弱いぶん前輪駆動で走ると言っていた。距離に対応できるか」と慎重なトーン。ただし、荒山調教師の“泣き”は期待の裏返し。素質の高さで距離を克服すれば、大きな舞台が視野に入る。

 今回と同じ舞台の新馬戦を勝ったショウナンハーバー(牡、父シニスターミニスター)も素質はひけを取らない。3角先頭から直線はマッチレースとなり、頭差の辛勝だったが、本田正重騎手は「どこまで行っても勝つだろうなという感じ。まだこれからの馬だけど乗り味がいい」。

と高評価。坂井英光調教師も「追い切りでも相手なりのところがあるけど、調教の担当はうちの厩舎で上のクラスの馬にも乗っているが、背中がいいし、能力を感じると言っている。先々もっと良くなる馬だけど、1回使って良くなっているし、勝ち負けを期待している」。

 とき特別にはゴールドジュニア・S3を4着のケンブラックなど、ほかにも有力馬が多い。ハイレベルな熱戦となりそうだ。(中)

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