◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ブルワーズ―ドジャース(11日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が11日(日本時間12日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦の敵地・ブルワーズ戦に「4番・指名打者」でスタメン出場し、3打席目まで本塁打が出ずに105打席連続本塁打なしとなった。メジャー自己最長だったエンゼルス時代のシーズンをまたいだ22年9月11日(同12日)の敵地・アストロズ戦の2打席目から23年4月2日(同3日)の敵地・アスレチックス戦の2打席目に記録されたメジャー自己ワーストの104打席連続ノーアーチを上回り、自己ワーストとなった。

 ブルワーズの先発したジェーコブ・ミジオロウスキー投手(24)は今季、チーム最多16勝(5敗)をマーク。防御率1・80と252奪三振はともに両リーグトップだった。6月26日(同27日)の本拠地・カブス戦では、先発投手史上最速となる105・5マイル(約169・8キロ)をマークし、デビュー2年目の24歳ながら、サイ・ヤング賞の最有力候補だ。大谷は昨年7月の初対戦で本塁打を放ったが、これまで7打数2安打、3三振だった。

 両軍無得点の2回先頭の1打席目は、4球連続163キロ超の直球で、1度もバットを振ることなく四球を選んで出塁。T・ヘルナンデスも右前安打で続くと、1死一、二塁からパヘスの右前適時打で先取点となるホームを踏んだ。1―0の3回2死一塁の2打席目は空振り三振。カウント2―2から100・8マイル(約162・2キロ)の内角直球に空振り三振を喫し、自己ワーストに並ぶ104打席連続ノーアーチとなった。

 6回1死ではウリベから左前にポトリと落ちる安打。3試合、12打席ぶりの安打でチャンスメークをしたものの、連続打席ノーアーチは「105」となった。

 大谷は9月に右上腕二頭筋、左膝などのコンディション不良のため負傷者リスト(IL)入りしていた影響もあって、ブレーブスとの地区シリーズではなかなか調子が上向かず、13打数2安打の打率1割5分4厘。長打や打点はなかった。

本塁打は8月18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦で放った30号が最後で、試合前の時点で102打席連続で出ていなかった。ここまで53日間本塁打は出ておらず、出場した試合では22試合連続ノーアーチだ。

 前日10日(同11日)の全体練習では速いスピードに設定したマシンを打席から約10メートルの距離におき、”ミジオロウスキー対策”として大谷、ベッツ、パヘスらが必死に速球を打ち込み、さらに打席の前に立って距離を縮めて体感スピードを上げながらバットを振り込んでいた。

 この日の試合前も珍しくグラウンドに姿を見せると、フリー打撃を行った。試合開始前にフリー打撃を行うのは5月11日(同12日)の本拠地・ジャイアンツ戦以来5か月ぶりで今季4度目。コンタクトを意識するようなスイングで、42スイングのうち5本が柵越えだった。

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