◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ブルワーズ―ドジャース(11日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ドジャースのT・スクバル投手(29)が11日(日本時間12日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦の敵地・ブルワーズ戦に先発し、5回5安打2失点で降板した。81球で7三振を奪ったが、リードを許した状態でリリーフ陣に後を託した。

 タイガースで24、25年と2年連続でサイ・ヤング賞に輝いた現役最強左腕。今季途中にドジャースに加入すると、8月以降に5勝2敗、防御率2・61の成績を残してチームの地区優勝に貢献した。この日は今季のサイ・ヤング賞の最有力候補、J・ミジオロウスキー投手(24)との注目の投げ合い。初回は怪物の最速104マイル(約167・4キロ)に対し、スクバルも100マイル(約160・9キロ)を計測して3者凡退と圧巻の立ち上がりを見せていた。

 しかし、1点リードの4回。先頭のチュラングに同点ソロを献上した。5回。ミジオロウスキーが1死一塁で降板となり、スクバルより先にマウンドを降りたが、その裏。スクバルは先頭ミッチェルを四球で歩かせると、1死二塁からララに勝ち越しの中前適時打を浴びた。なおも2死満塁のピンチでは3番コントレラスを右飛。最少失点でしのいでいた。

 スクバルはブレーブスとの地区シリーズでも第1戦に先発し、6回2安打1失点の快投で勝利に貢献。

前日10日(同11日)の会見では、ミジオロウスキーとの直接対決に「彼は非常に素晴らしい。あの球速で変化球やストレートを安定してコントロールする能力があり、常にストライク先行で追い込む。彼に関して傑出しているのは、当然球速や球威、変化球の軌道はそのままでも素晴らしいが、彼の四球率と9回あたりの与四球数が彼の実績と同じくらい見事ということだ。彼は誰も歩かせない。相手チームに自分を打ち負かすよう強いるのだ」と称賛しつつ「1人の野球ファンとして、彼の投球を見るのは楽しい。明日はおそらく違う話になるだろうが、彼のやり遂げていることは非常に素晴らしい」と闘志を燃やしていた。

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