◆秋季高校野球東北大会 ▽1回戦 いわき湯本4―2山形中央(12日・石巻市民)

 開校5年目で初出場のいわき湯本(福島3位)が開幕戦で山形中央(山形3位)を逆転で下し、初白星を挙げた。

 2022年春に湯本と遠野が統合し開校した県立校は、前身時代を含め初の秋の東北大会で、4回に2死から連打と敵失で1点先制。

6、7回に1点ずつ失いリードを許したが、相手投手が代わった8回に敵失で同点とし、さらに9番・鈴木楓人(2年)の右前2点打で勝ち越した。守っては最速141キロ右腕・半谷晴(はんがい・はると、2年)が7回に三塁からリリーフ。交代直後に失点したが、8、9回はともに無死一、二塁のピンチを130キロ台後半の直球主体でしのぎ、3イニングを5安打1失点。24年秋の東北4強の山形中央に毎回の14安打されながら2失点に抑え、公立校対決を制した。

 部長を経て今春から指揮する清水孝信監督(53)は「(終盤に)試合が動いているので、チャンスで一気に攻めていこうと。よく相手の球を見て、ランナーをためて、つなげていった」とナインを称賛。背番号5の半谷は「(出場校の中で)自分たちが一番下と思っている。挑戦者として強い気持ちで、自分の武器の真っすぐでいきました。粘り抜いた勝利」と胸を張った。(雑誌『報知高校野球』取材班)

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