◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ブルワーズ―ドジャース(12日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(32)が12日(日本時間13日)、0勝1敗で迎えたナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦の敵地・ブルワーズ戦に「4番・指名打者」でスタメン出場し、4打数無安打に終わり、110打席連続本塁打なしとなった。ドジャースは接戦を落として0勝2敗となった。
1点をリードした初回2死走者なしの1打席目に、先発右腕・ヘンダーソンの前に3球連続直球で空振り三振。1点をリードした3回2死二塁のチャンスでは高めの直球にバットを当てただけの三ゴロに倒れた。同点となった6回先頭の3打席目は、左腕・ロメロに対し初球でセーフティーバントの構えを見せるなど揺さぶりを見せたが空振り三振に倒れた。3点を追う9回先頭の4打席目も左飛。ポストシーズン6試合でここまで長打も打点もなく、20打数3安打で打率は1割5分と苦しんでいる。
チームも苦しい状況に追い込まれた。第1戦では2回に1点を先取しながら4回に追いつかれて、5回に勝ち越され、1―2で接戦を落とすと、第2戦はシーソーゲームを落とした。初回に1点を先取し、同点の3回に勝ち越し。1点を追う5回に再び逆転し、3度リードを奪ったが投手陣が踏ん張りきれず逆転負けを喫した。スコアは4―7だが、安打数はドジャースの3に対し、ブルワーズは12。4―4となった6回以降は1人の走者も出せず、5回から15者連続アウトと打線が沈黙だった。
大谷の本塁打は8月18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦での30号を最後に55日出ておらず、出場した試合では24戦ノーアーチで110打席連続本塁打なしは米自己ワーストを更新し続けている。
長いトンネルの先に出口があると信じて、大谷はもがいている。通常は室内のケージで打者としての調整をすることがほとんどの大谷だが、リーグ優勝決定シリーズ第1戦前日の10日(同11日)にはグラウンドでマシン打撃を行うと、第1、2戦は2試合連続で試合前にフリー打撃を行った。この日の試合前は31スイングで9本が柵越え。力強いスイング、打球も見られ、調子は少しずつ上向いているようにも見える。何かのきっかけをつかもうと必死だ。
さらに、チームの勝利がなによりも優先されるポストシーズンとあって、なんとか出塁しようという姿勢も見える。この日も2打席目の三ゴロはボールをバットに当てただけの凡打となったが、なんとか逆方向にはじき返そうという意識が見られた。同点の6回先頭の3打席目には初球にセーフティーバント構え。相手投手を揺さぶろうとなりふり構わず動いている。
ただ、ドジャースの打者陣で、調子が上がっていないのは大谷だけではない。スミスはポストシーズンの打率が4分3厘で、エドマンは1割1分1厘。この日スタメン出場した9人で、ポストシーズンの打率が3割以上なのは、3割ちょうどのタッカーだけで、ベッツ、フリーマン、T・ヘルナンデス、マンシーはそろって2割台前半だ。
13日(同14日)は試合がなく、14日(同15日)からは本拠地で3連戦。気分一転、本拠地のファンの前で調子を上げていきたいところだ。










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