◆プロボクシング ▽フライ級(50・8キロ以下)6回戦 平塚駿之介―ナタノン・トーンチャイ(10月14日、東京・後楽園ホール)

 14日に後楽園ホールで開催される「THE BATTLE5」の前日計量が13日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた。プロデビュー戦に臨むアマチュアボクシング4冠の平塚駿之介(24)=大橋=が50・7キロ、対戦相手のナタノン・トーンチャイ(20)=タイ=が50・3キロでクリア。

平塚は、ニックネームを「ザ・ハンター」と命名したことを明かした。

 計量を終えた平塚は「計画通りに体重を落とすことができて、順調にここまで来られた。あとはもうやるだけかなというところです」と落ち着いた表情で話した。

 ニックネームは「ザ・ハンター」。作新学院高時代から指導を受ける恩師とともに考えたという。「相手を狩る」という意味を込めた。トランクスにも「The Hunter」の文字とともに「HUNT OR HUNTED(狩るか、狩られるか)」との言葉も刺しゅうしているという。

 ただ一つ、懸念もある。所属ジムの大橋秀行会長(61)には、まだ報告していないという。「会長にまだ伝えていないので、怒られないか心配です(笑)何を言われるか分からないですけど、それに恥じないような試合をしたい」。これまでも大型新人に「ザ・キング」(藤木勇我)、「ザ・サンダー」(片岡雷斗)、「ザ・ドリーム」(片岡叶夢)などと命名してきた大橋会長にもアピールする勝利を目指す。

 平塚は、身長167センチの右ボクサーファイター。

7歳からボクシングを始め、作新学院高、駒大では主将として活躍した。2019年に全国高校総体(インターハイ)で優勝。22年、栃木国体優勝。25年に滋賀国スポ、社会人選手権でも頂点に立つなど、アマチュアで65戦51勝(8RSC)14敗の戦績を残した。今年8月、大橋ジムからプロ転向することを発表。9月28日にプロテストに合格した。

 プロ仕様のボクシングも磨いてきた。アマチュアの持ち味である序盤からのスピード感を生かしながらも、長いラウンドを見据えて緩急もつける。「まだまだ未完成ですが、デビュー戦で一つの自分のスタイルを確認できれば」と話した。

 注目のデビュー戦。「インパクトの残る試合もしたいですが、そこにこだわりすぎず、今まで練習してきた通りの動きができれば。一番は自分がボクシングを楽しんでいるところを見てほしい」。

プロ初陣。ザ・ハンターの狩りが始まる。

 ◆平塚 駿之介(ひらつか・しゅんのすけ)2002年5月1日、栃木・さくら市生まれ。24歳。小学1年でボクシングを始める。作新学院高では、19年に全国高校総体優勝。駒大進学後、21年関東大学ボクシングリーグで最優秀選手賞受賞。22年に栃木国体優勝。25年には滋賀国スポ、社会人選手権を制覇。アマチュア戦績は65戦51勝(8RSC)14敗。家族は両親と弟。身長167センチの右ボクサーファイター。

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