◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ブルワーズ7―4ドジャース(12日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 第1シードのブルワーズが第2シードのドジャースに逆転勝ちし、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)で連勝発進を決めた。主砲のコントレラスが3安打3打点の活躍を見せ、シーソーゲームとなった激戦を制した。

 相手先発はエース右腕・山本由伸投手だったが、3回に絶好機を迎えた。2死一、二塁から4番バウアーズが驚異的な粘り。フルカウントからもファウルで食らいつき、12球目に四球をもぎ取った。すると、2死満塁から5番の主将イエリチに逆転の2点適時打。山本にこの回だけで36球を投げさせてKOした。

 山本を2回2/3、4安打3失点で降ろすことに成功。試合後、マーフィー監督はバウアーズの粘りを称賛し「誰かが、あの打席には7分かかったと教えてくれた。そういうことを考えると、それが投手にどれほどの影響を与えるかが分かる。山本は7分もかからずに1イニングを終えることができるし、実際、いつもそうしている。彼はメジャー最高の投手の1人。素晴らしい打席だったよ。本当に、あれが試合の転換点だったと思っている」とたたえた。

 打線は1点リードの8回にはハミルトンが出塁すると、すかさず二盗を成功。進塁打で1死三塁の好機を作ると、2番チュラングが剛腕エンリケスから中前適時打を放ち、バウアーズにもタイムリーが飛び出し、リードを3点に広げた。

 昨季は4連敗でスイープされた因縁のドジャース戦。前日の第1戦はJ・ミジオロウスキー投手(24)が5回1死まで94球を投げて1失点と好投するなど、逆転勝ちで白星発進を決め、ポストシーズンでドジャースに勝つのは18年の優勝決定シリーズ第6戦以来で、連敗を「7」でストップしていた。雪辱を期す今季は、スクバル、山本と難敵を相手に連勝発進となった。

 14日(同15日)の第3戦は場所を敵地ドジャースタジアムに移す。指揮官は「ドジャースには非常に大きな敬意を抱いている。それに尽きる。彼らは史上最高クラスのチームの1つと言っても過言ではない、本当に素晴らしいチームだ。だが私が考えるのは次の試合のことだけ。1イニングずつ、1球ずつ。先のことを考えない。

先回りして計画しない。不平を言わない、言い訳もしない。ただ前に進み続けるだけだ」と闘志を燃やした。

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