良血馬が評判通りの走りを見せた。キューティボンドはきょうだいにG1で好走したダノンベルーガやボンドガールを持ち、24年セレクトセールでは1億7000万円で取引された。

10日京都の初陣では道中を折り合い良く進み、上がり最速34秒4の末脚で快勝。勝ちっぷりにはまだ余裕があり、競馬センスの高さを見せつけた。次週の菊花賞で人気を集めそうな半兄ダノンヒストリーへ弾みをつける勝利となった。

 東京でも楽しみな素質馬が現れた。サトノカグラはスタートを決めて好位の競馬から、ラストは驚異の32秒7の脚で1馬身差の勝利。まさに「テンよし、中よし、しまいよし」の内容で、2歳新馬でトップの13勝を誇るルメール騎手に「全部完璧でした」と言わしめるほどのレースぶりだった。1000メートル通過が1分4秒8と超スローペースだったため走破時計は目立たないが、かなりの大物ぶりを感じさせる。

 サートゥルナーリア産駒は先週の新馬戦でこの2勝を含む3勝を挙げて2歳世代の勝ち星を15勝とし、快進撃を続ける新種牡馬のエフフォーリアと勝利数で並んだ。激化してきた2歳リーディングサイアー争いからますます目が離せない。(三戸)

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