第25回鎌倉記念・S2は10月14日、川崎競馬場で2歳馬11頭が1600メートルを争った。6番人気のブラフキャッチ(野畑凌騎手騎乗)が直線で抜け出し、エイシンフロイデに3馬身差をつけて優勝。

全日本2歳優駿・Jpn1(12月16日、川崎)への優先出走権を獲得した。

 前走で受けた屈辱を晴らす激走だった。コパノシチリア、ウノキボンバイエ、ルースアグレッシブが先行争いをするなか、ブラフキャッチは中団を追走。3コーナー手前から一気に仕掛けると、直線では野畑凌騎手の躍動的なアクションに応え、後続に3馬身差をつける圧勝で重賞初制覇を果たした。

 鞍上は「負けないぞという思いで乗った。3、4コーナーから一気に流れが変わりそうだったので、外からかわしていった。馬が頑張ってくれたとしか言えない」と激闘後の汗をしたたらせながら語った。

 先行争いが激しくなると読み、控える競馬をさせる作戦を立てていた高月賢一調教師は「砂をかぶっても大丈夫な強みが生きた。川崎の馬が、川崎の重賞に川崎のジョッキーで勝ったのはうれしい」と目を細めた。次走は権利を得た全日本2歳優駿も視野には入れているが、「レース後の馬の状態を見て」とした。

 1番人気ルースアグレッシブは8着、2番人気プレミアムチームは最下位に終わり、3連単25万6060円の波乱となった。

 ◇ブラフキャッチ 父モズアスコット、母フェイスマーク(父ローエングリン)。

川崎・高月賢一厩舎所属の牡2歳。北海道新ひだか町・今牧場の生産。通算4戦2勝。総獲得賞金は2670万円。重賞初制覇。馬主は山口裕介氏。

 西啓太騎手(エイシンフロイデ=2着)「思ったより頑張ってくれた。砂をかぶっていい意味でふわふわしていたぶん、いい脚を使ってくれた」

 室陽一朗騎手(ウノキボンバイエ=3着)「2番手でかんだぶん、しまいで止まってしまった。毎回使うたびに良くなっているのでこのまま順調にいってくれればいいなと思う」

 本田正重騎手(ナイトムーブ=4着)「出していったところでしめられた。どのくらい伸びたかはわかりませんが、いいところはいけそうだった。良場馬でも問題なく走れた」

 御神本訓史騎手(シゲキング=5着)「競馬はできるしこのメンバーで5着ならね。乗りやすいし、1回使って良くなりそう」

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