◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 ドジャース―ブルワーズ(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのタイラー・グラスノー投手(33)が15日(日本時間16日)、0勝3敗で王手をかけられて迎えたナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦の本拠地・ブルワーズ戦で先発登板し、5回途中4失点で降板となった。2点リードの5回1死二塁の場面でセンター前タイムリーを許して1点差になった場面で2番手フィリップスに交代した。

 代わったフィリップスは2死二塁からチュラングを申告敬遠で歩かせ、コントレラスには四球を与えて満塁としたところで絶好調の左打者バウアーズを迎え、左腕ベシアにスイッチした。だがベシアはストレートの押し出し四球で試合は振り出しに戻った。

 グラスノーは初回は1死からチュラング、コントレラスを連続三振。2回に入ってもバウアーズ、イエリチと4者連続三振を奪うなど、3回まで6奪三振、完全投球と最高の立ち上がりを見せた。

 援護したい打線は大谷が1―0とリードした2回2死一、二塁の2打席目に昨季途中までドジャースで同僚だった右腕のメイから3ランを放った。116打席ぶりのアーチとなる今ポストシーズン1号本塁打を放ち、一気にリードを4点に広げていた。

 だが、グラスノーは4回に1死から四球と二塁打でピンチを招くと、バウアーズに右翼スタンドに飛び込むエンタイトル2点二塁打を許し、2点差となっていた。

 スクバル、山本、スネルに続いて第4戦のマウンドに上がったグラスノー。7日(同8日)の地区シリーズ第4戦の敵地・ブレーブス戦では5回途中1安打1失点、5奪三振5四球で最低限試合は作り、チームの勝利に貢献した。

 地区シリーズから中7日での登板。前日の14日(同15日)の会見では「非常にいろいろなことができる選手がそろっており、実にユニークな打線だと思う。足が速く、スモールベースボールができ、コンタクト能力が高い上に、ホームランバッターもいる。

打者の多様な個性が融合したチームだ」とブルワーズ打線を警戒していた。

 毎年のように故障に泣かされるグラスノーは今季も腰痛による離脱があって登板は13試合のみ。5勝2敗、防御率3・53だった。それでも大谷が投手として離脱したこともあってポストシーズンの先発枠4人に抜てきされた。

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