2028年ロサンゼルス五輪を目指すサッカーU21(21歳以下)日本代表を指揮し、来年3月からA代表監督を兼任する大岩剛監督は24日、メルカリスタジアムで行われた「アントラーズ功労賞認定記念イベント」に出席した。イベント後に取材に応じると、延期の可能性がある来年1、2月のアジア杯について言及し、「特に自分たちがそれに対して何かできるわけではない。

静観するしかない」と語った。

 現在、開催地のサウジアラビアでは情勢が悪化しており、外務省からはサウジアラビアの過半数の地域に対して渡航中止勧告が出されている。複数のスポーツイベントでは延期を決断するなど既に影響が出ており、アジアサッカー連盟(AFC)のサルマン会長もアジア杯を28年に延期する可能性を示唆した。日本代表を巡っては、森保一監督の任期が来年1月のアジア杯までとなっており、去就に影響が出る可能性がある。また、28年ロサンゼルス五輪の予選を兼ねるU―23アジア杯も28年1月に控えており、アンダー世代を兼任することが決まっている大岩監督にも影響が及ぶことが予想される。

 U―21日本代表は11月に同スペイン、同エジプト代表と対戦する海外遠征を控えていることから、大岩監督は「スペイン、エジプトでの活動がまずある。そこにしっかりとフォーカスして、選手を見ながらチーム作りを明確にやっていきたい」と、目前に控えるアンダー世代の活動に集中することを強調した。11月の海外遠征は準優勝で終わった愛知・名古屋アジア大会に続く活動となり、「今回は海外組が移動で合流しやすいメリットもある。サムライブルー、あとはU―19、それぞれの飛び級の話も進めてやっている。充実した活動の一つにしたい」と語った。

編集部おすすめ