プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33)=大橋=とWBA世界バンタム級スーパー王者ジェシー“バム”ロドリゲス(26)=米国=の対戦について、来年3月の東京開催に向けて両陣営が契約締結へと動いていることが分かった。24日(日本時間25日)、ボクシング界で最も権威がある米専門誌「ザ・リング」が報じた。

 リング誌によると、尚弥の代理人を務めるジョン・ルイス氏が「(ロドリゲスと契約する英興行大手)マッチルーム社と協力して試合実現に向けて交渉している。両選手ともこの対戦を望んでいる」と語ったという。同誌は、尚弥とロドリゲスの対戦が「3月に東京で」行われる見通しだと伝えている。

 また記事を執筆した同誌のマイク・コッピンガー記者は、自身のXでマッチルーム社のフランク・スミスCEOの「我々はこの試合を実現するために前向きな対話を進めている」とのコメントを投稿した。

 ロドリゲスは12月、WBO世界バンタム級王者クリスチャン・メディナ(26)=メキシコ=との王座統一戦が計画されていたが、正式発表には至っていない。尚弥は22日、都内で行われたイベント後の取材で「(ロドリゲスが)12月にやってから(来年)3月というのは現実的ではない。やるならダイレクトしかないですね。やらないならフェザー級に上げます」との意向を示した。

 尚弥の発言を受け、スミスCEOは22日(同23日)、米メディアの取材に対し「井上選手の気持ちは理解できる。今後1週間でどうなるか見てみましょう。全てをうまく進めるためには、物事がかなり早く整う必要がある。時間的な制約があるが、来週中に決定を下す必要がある」と説明している。

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