TBSラジオで月曜~木曜の朝8時30分から放送している「パンサー向井の#ふらっと」。
5日8日(水)のゲストは俳優の宮崎美子さん!
水曜パートナーの三田寛子さんが宮崎さんを「先生」と呼ぶ理由。

映画『乱』でご一緒された黒澤明監督の話、コロナ禍で始めたYouTubeの話など色々伺いました。

三田さんが宮崎さんを「先生」と呼ぶ理由

「瞳の奥に悲しみが見える」宮崎美子が故黒澤明監督に言われた一...の画像はこちら >>

向井:三田さんはね、先ほども宮崎さんのことをちらっと「先生」とお呼びしてましたけど。
宮崎:私のことをそんな風に呼ぶ人いないから。
三田:私はTBSの『2年B組仙八先生』っていうのがデビュー作で、そのときに宮崎美子さんが先生役でお出になってて。私は田舎から出てきて、もう毎日ドキドキ緊張していて高校生活と仕事とのバランスがもううまくいかなくて。合間に「先生、私もう高校大変なんです」ってちょっと申し上げてご相談したんですよ。そしたら先生が、そのドラマが終了されて卒業なさるときにお手紙をくださって。

私にもその手紙をくださった中に、役名がひとみって言うんですけど、「ひとみちゃん、とにかく頑張って体に気をつけて高校生活も頑張らなさいよ。その身につけた教養というのは、あなたの人生の中で必ず役に立つ。助けてくれるから、信じて頑張って。」って書いてあって!
向井:めちゃくちゃ良いお手紙を!
三田:私、そのお手紙のおかげで今もあるし、高校も卒業できたしそれからずっと先生のことも尊敬して”先生”と呼ばせていただいております。
向井:宮崎さんのリアクションが体うねらせて、顔隠されてますけど。
宮崎:そんな生意気なこと言ってたんですね。

黒澤明監督が、宮崎美子さんを見て放った一言

「瞳の奥に悲しみが見える」宮崎美子が故黒澤明監督に言われた一言

向井:黒澤明さんの現場ってどういうものなんですか?もう僕らは本当にもうレジェンドというか、歴史上の人物みたいな。
宮崎:実在するのか?みたいなね。

私も初めて製作の部屋っていうか、おうちでしたけれども呼ばれて行ったんですね。いきなり事務所から「行ってこい」って言われて。「ごめんください」って言ったら、いきなり出てこられたんですよ。
向井:黒澤明さんが!
宮崎:まず大きいし、灰色のねハスキー犬みたいな目がちょっと一瞬怖いの。「あの・・・宮崎です」みたいな。「ごめんください・・・」みたいなこと言ったのかな。
でもそこから「おあがりなさい」って言われて一対一で、サシで面接。
向井:それはもうオーディションってわけではなく?
宮崎:オーディションだったんでしょうね。だったと思うんですよ。ただ、そこから何かニコニコしながらだったんで。でも私は全く何も聞かされてなくてただ行ったんです。
向井:その面接ってどんなんだったかって覚えてます?
宮崎:どんな話をしたんだろう。
ただね、これ言うと笑われるからあまり言いたくないけど・・・「君はニコニコしているけど"瞳の奥に悲しみが見えるね」とか。
向井:・・・あらららら。
宮崎:笑ったね!
一同:(笑)
向井:見えます!俺も見えます!悲しみ!
宮崎:そこがねレジェンドと一般人との違い。見えるんだから。
向井:そういうこと言われるんですね!
宮崎:ねえ。びっくりしました。
ええ!?みたいな感じ。

やりたい事をやるYouTubeではボルダリングをやったり、粗品さんにお金を貸したり・・・

「瞳の奥に悲しみが見える」宮崎美子が故黒澤明監督に言われた一言

向井:宮崎さんもちろん仕事も現役バリバリされてますけど、プライベートでいうところのご自分の趣味とか何か生きがいになることっていうのは今あるんですか?
宮崎:なんかね、今までやりたかったけど、出来ないでいたこととか後回しにしてきたことを、今やっておこうと思ってコロナ禍で始めたYouTubeでいろいろチャレンジする。
向井:そうだ!YouTubeもやられてますよね!
宮崎:もう本当にささやかにやってるんですけど、ただそこでは何でもできると思って、ボルダリング始めたりとか、そんなのが楽しいかな。やってみたいことをもう思い残すことなくいろいろやってみようという。もうね、人に迷惑かけなければね、もう自由に好きなことやりましょうよ!と年齢関係なくない?っていう感じがしてますね。
向井:そのYouTubeでも霜降り明星の粗品くんにお金貸す、みたいな。

非常に感覚が若いYouTubeもやってらっしゃいますから。あれはなんですか?
宮崎:あれは何でしょうねえ。いろんな人に声かけたんですって。そしたら私がうまく引っかかった。
一同:(笑)
向井:お金貸してくれる人いないかな、って。
宮崎:そういうこと。
向井:でもそこに飛び込むというか。"
三田:まあねえ。ちょっと「どういう人?」と思うじゃないですか。
向井:芸歴も年齢もだいぶ離れた。
三田:そうよね。「ハァ!?」と思いましたけど、まあまあね、ちゃんとケリつけてくれたんで。
一同:(笑)
向井:なんか面白そうだな、という。
三田:そうそうやっぱりどんな人かっていう興味がね。「本当にそうなの?」って思うじゃない?本当にそうだったからびっくりした!(笑)