セレブの“すっぴん”写真と言えば、メイクアップ後とのあまりの違いに愕然とし、メイクの力がどこまで凄いのかを知らされる残念なものが多い。そしてこういった“発覚”を恐れて、セレブたちはちょっとの外出でもメイクに余念がないのだが、レイトンはそんなセレブ界の常識を真っ向から否定した。
「私はすっぴん写真が100万枚載ろうが構わない。メイクなしで街を歩くのが好きなんだもの。私たちはもっと女性がすっぴんで歩けるように、少なくともノーメイクでも街を歩いていいんだって思えるようにプロモートするべきよ!」
しかし、その本心は“すっぴんに自信がある”というわけではなく、“自分に自信を持つべき”という思いから来ているようだ。「私だって、もっとタフでしなやかな身体だったらって思うことはある。
そんなレイトンの気持ちと同じく、以前に眉毛すらも描かない完全なる“すっぴん”で映画出演したケイティ・ペリー(27)。彼女はエレン・デジェネレスがホストを務めるトーク番組『Ellen』に出演した際、自身の“すっぴん”公開についてこう語っている。
「きっとみんなは吹き出物で膨れ上がった顔やノーメイクの普通の顔に、恐怖すら感じるかもしれないわね。だけど、いつでもキレイで欠点のない完璧なメイクや、ファンタジーの世界に生きるような夢を常に追いかけなきゃいけないっていう間違いを正すことが大事だと思うの。
「見てみて、私の“すっぴん”は可愛いでしょう?」という自己満足ではなく、「セレブだって吹き出物もあればシワもできるのよ」という自らの身体を張った彼女たちの主張に、世界中の多くの女性たちが勇気づけられたことは間違いない。
(TechinsightJapan編集部 ピーリング麻里子)