2020年大会の決勝を戦ったオジェ・アリアシムとモンフィスが出場

12月7日、「ABNアムロ世界テニス・トーナメント」(オランダ・ロッテルダム/2月7~13日)は、2022年大会にフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/世界ランク11位)とガエル・モンフィス(フランス/同21位)の出場が決まったことを発表した。

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オジェ・アリアシムは、同大会に過去3度の出場。
今年こそ1回戦で錦織圭(日清食品)に敗れたものの、2020年大会では決勝に進出し、優勝まであと一歩のところまで迫った。また、モンフィスは9度の出場を果たしており、2019年、2020年大会を連覇している相性の良い大会。3度目のタイトル獲得となれば、ロジャー・フェデラー(スイス)と並んで最多となる。

トーナメント・ディレクターを務める1996年ウィンブルドン覇者で元世界4位のリチャード・クライチェク氏は、「モンフィスは、過去2度(会場の)ロッテルダム・アホイで優勝したことがある。彼は我々のセンターコートで優れたプレーをし、常にベストを引き出す方法を知っている選手だ。フィリックス・オジェ・アリアシムも楽しみな選手で、2月の大会で最後の一歩を踏み出し、初めてのタイトルを獲ってもまったく不思議ではない」と、両選手の出場を楽しみにした。

なお、オジェ・アリアシムとモンフィスのほか、すでにUSオープン覇者のダニール・メドベデフ(ロシア/同2位)、ステファノス・チチパス(ギリシャ/同4位)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア/同5位)、フベルト・フルカチュ(ポーランド/同9位)の出場が発表されており、次回大会もかなりハイレベルな戦いとなりそうだ。
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