タイの保健省医療科学局はこのほど、加工肉製品から法定基準値の約50倍の亜硝酸塩が検出されたとして、消費者に注意喚起している。
カオソッドなどの報道によると、同局のサラーウット局長は、最新の検査で、調理済み加工肉製品から1キログラム当たり3880ミリグラムの亜硝酸塩を検出したと報告。
サラーウット局長によると、同製品を食べた消費者から、失神やめまい、手のしびれ、筋肉の痙攣、意識喪失などの症状の報告があった。同局長は、硝酸塩や亜硝酸塩を大量摂取すると、皮膚の変色や息切れ、めまいなどを引き起こし、重症の場合は死亡する可能性があると警告した。
食品業界では、ソーセージや発酵豚肉などの加工肉製品に、亜硝酸塩を使用。肉をピンク色に保ち、ホツリヌス菌などの細菌増殖を防ぐ役割がある。ただ、亜硝酸塩などの添加物を含む食品を高温調理した場合、発がん性物質のニトロソアミンを生成する可能性がある。
保健省の基準では、硝酸塩は1キログラム当たり200ミリグラム以下、亜硝酸塩は1キログラム当たり80ミリグラム以下で使用すると定めている。
2024年から2026年にかけて実施した加工肉製品の調査では、ソーセージやボローニャソーセージ、ハムからの検出率が最も高く、硝酸塩が61%、亜硝酸塩が55%だった。多くは法定基準値内だった。
発光豚肉やベトナム風豚肉ソーセージ、イーサンソーセージ、中国ソーセージのグループでは、サンプルの38%から硝酸塩が、12%から亜硝酸塩を検出。4つのサンプルは法定基準値を超えていた。サラーウット局長は、基準値を超過した製品の多くは、製造工程を性格に管理できない小規模業者が製造したとしている。
同局は、発がん性物質への長期的曝露のリスクを低減するため、異常に鮮やかなピンク色や濃い赤色の製品を避けるよう呼び掛け。食品製造業者に対し、食品添加物に関する法的制限を厳守するよう求めた。








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