埼玉県秩父県土整備事務所は2026年5月、秩父市内の国道140号で進めている「秩父陸橋平面化」事業の進捗状況を公表しました。
同事業は、秩父市内の国道140号にある陸橋を廃止・撤去し、平面道路へ切り替えるもので、すでに陸橋の撤去工事は完了しています。
2026年3月までにガスや上下水道などの支障移設工事も完了し、現在は道路工事と無電柱化工事が進行中で、いずれも2027年3月までの完了を予定しており、車道部の供用開始が見込まれています。
その後、2028年3月に交差点工事を行い歩道部を供用し、これをもって平面化事業が完了する見通しです。
この陸橋は、秩父市街地の中心部に位置し、秩父鉄道 秩父駅東側で「秩父太平洋セメント」工場への引き込み線をまたいでいました。しかし、引き込み線は1996年に廃止され、それ以降は「陸橋である必要性」が失われていました。なお、工場自体も2008年に解体されています。
また、陸橋は建設から67年が経過しており、主桁などの老朽化が進行していました。地域住民からも早期撤去を求める声が上がっていたことから、埼玉県は2018年に平面化事業へ着手しました。

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