長かった4週間の"春休み"が終わり、マイアミでF1のシーズンが再開される。
待つ者にとっては長かった4週間も、アストンマーティンとホンダにとっては、あっという間の4週間だった。
※リアルビークルダイノ=実車のパワーユニットを搭載して、サーキット走行時の振動や加速度、負荷をベンチ上で再現する高度な試験設備。
ホンダの折原伸太郎トラックサイドゼネラルマネジャー(GM)はこう語る。
「実際のレースカーをHRC Sakuraに持ち込んで、静的テストでマシンの振動状況を測定し、それに対して振動を低減するための対策をマシンに施しました。(レース週末の実走とは違って)ファクトリーではさまざまなセンサーを装着することができますし、それを受けていろんなエンジニアの知見を注ぎ込むことで、振動問題に関して大きな改善を果たすことができました。
その成果として、今回のレースには新しい対策部品を投入しています。バッテリー(が受ける振動)面だけでなく、ドライバーが受ける振動も大きく改善できています。それが今週末の実走で、どのように機能するかを確認したいと思います」
端的に言えば、どれだけ高精度なベンチで対策部品のテストを行なったとしても、ダミーモノコックでは本当の意味で正確なテストはできなかった、ということなのだろう。実車にはモノコックだけでなく、さまざまな部品が取りつけられる。そういったものすべてが共振周波数を変動させ、共振源になり得るからだ。
レース週末にはできない箇所にまでセンサーを搭載して振動を測定することで、事象の徹底的な把握と、それらに対する潰し込みができたはずだ。
【振動問題は改善されても......】
折原GMは語る。
「詳細をお伝えすることはできませんが、ハードウェアに関してのものです。
待つ者にとっては長い4週間だったが、アストンマーティンとホンダにとっては時間に追われながらなんとかアップデートを完成させた、大忙しの4週間だったはずだ。
ただその一方で、今回のアップデートがもたらすのは、あくまで振動問題の改善であり、振動で脅かされてきたバッテリーの信頼性向上と、ドライバーたちの快適性を向上させるものでしかない。つまり、パフォーマンスを向上させるものではないのだ。
その点は、当事者たちもしっかりと把握し、現実を見ている。
アストンマーティンの現場指揮を執るチーフトラックサイドオフィサーのマイク・クラックはこう語る。
「信頼性を向上させ、パッケージ全体を改善する新たな対策を持ち込んできた。振動面についても、今回さらなる進歩が期待できるし、信頼性面では明らかに改善が果たせている。しかし、鈴鹿で話したとおり、信頼性の問題が改善できれば次に目を向けられるのはパフォーマンスだし、その点において改善が必要なのも理解している」
パワーユニットの追加開発による性能向上は、第6戦までのパフォーマンスをもとに、ADUO(追加開発投入機会)が適用されて、開発が許可されるまで待たなければならない。しかし、車体側も高速コーナーでの不安定さや重量過多などの問題を抱えており、すぐには改善が果たせる状況ではない。
「いくつかのアイテムの開発を進めてきているが、主にはオリさん(折原GM)が説明したとおり信頼性(振動)に関するものだが、それ以外にも重量やドライバビリティも改善すべき大きな側面だ。
【オーバーテイクは難しくなる】
今回からパワーユニット関連のレギュレーションが変更され、開幕3戦で明確になった問題点が是正されることになった。
ひとつ目の変更は、「予選のアタック中であっても、リフト&コースト(アクセルを戻して惰性で走ること)で充電を優先したほうがラップタイムが向上してしまう」という状況を改善すること。
スーパークリップ(全開走行しながらMGU-K・運動エネルギー回生システムで制動をかけてリチャージすること)の発電出力を引き上げることと、スーパークリップ実行に課された制約を緩和することで、リフト&コーストよりもスーパークリップに比重を移せる規定となった。
決勝においては、ストレート以外ではMGU-K出力を250kWに制限し、エネルギー消費を抑えることで、ストレートでのディプロイメント切れを低減。こちらもエネルギーマネジメントに左右されすぎずプッシュできる度合いを改善することが見込まれる。
その一方で、接近車速差を小さくして安全性を確保するために、ブーストモードによるMGU-Kの出力維持は+150kWまでに制限された。つまり、オーバーテイクは難しくなることが予想される。
フェルナンド・アロンソも、今回のレギュレーション変更が大きな変化をもたらすとは予想しておらず、車体のパフォーマンス向上もないだけに多大な期待は寄せていない。
「どうなるかわからないし、実際に走ってみないと何とも言えないと思うけど、開幕3戦とまったく違うレースになるとは思っていないよ。信頼性と振動に関してはいくつか対策を投入するけど、パフォーマンス面に関しての対策はまだ何もない。ステアリングとコクピットから感じる振動が減って、少しでもいいレースができることを願っているよ」
日曜午後には雷雨の予報があり、落雷警報が出された場合には全車に屋内への退避が義務づけられる。レースができたとしても、ウェットコンディションになる可能性が高い。
【雨が降れば面白い展開になる】
そうなれば、ドライコンディションの真っ向勝負では入賞争いが期待できないアストンマーティン・ホンダにとっては願ったり叶ったりだ。
ウェットコンディションを得意とするランス・ストロールも、そこに微かな期待を込めている。
「(トップチームから)4秒落ちだから雨でも厳しい戦いにはなるけど、そういうコンディションならクラッシュやセーフティカーもあるだろうから、生き残れば何らかのチャンスはあるかもね。だから雨は歓迎だよ。僕らとしては、そこに何か奇跡を期待するしかない。
ダウンフォースが少なかったりドライバビリティの悪いマシンは苦戦するだろうし、それに比べて格段にラクに走れるマシンもある。でも、雨が降れば何が起こるかわからない。面白い展開にはなると思うよ」
アストンマーティンとホンダは日本GPでようやくスタート地点に立ち、このマイアミGPでやっと実戦を戦ううえであるべき姿へと辿り着く。
道のりは長く、苦しい戦いはまだまだ続いていく。しかし、スタートを切れたからこそ現実的な目標地点が見え、そこへと向かう具体的な道筋が見えてくる。
果たしてこのマイアミGPでは、どんな道筋が見えてくるのだろうか。



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