ベアリング(軸受け)世界3位の日本精工と同4位のNTNは、中国経済の成長鈍化や欧州製造業の不振など事業環境の悪化を受けて、経営統合による顧客基盤や生産集約、部品調達の最適化によるコスト削減などでグローバル競争力の強化を図る。

実現すればスウェーデンSKFを追い抜き、同業界で世界シェアトップとなる見通し。

併せて、PLM(製品ライフサイクル管理)や補修市場向けなどの高付加価値領域の強化、生産性向上、新事業創出、代理店網の相互活用などの相乗効果が見込まれるという。

経営統合は共同株式移転方式で実施し、2027年10月をめどに両社がその傘下に入る。両社は東証プライム市場への上場が廃止となり、代わって同月に共同持ち株会社が上場する予定。両社の直近売上高は日本精工が9110億円(2026年3月期)で、NTNが8250億円(2025年3月期)。

株式移転比率は未確定。共同持ち株会社の会長はNTNが指名し、社長CEOを日本精工が指名する予定。

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