アルバックは、中国のFPD(フラットパネルディスプレー)向けターゲット事業を、中国投資ファンドの北京豊科芯創株式投資基金センター(有限パートナーシップ)などと設立した合弁会社に統合し、中国市場での競争力強化と中長期的な収益性向上を図る。現地パートナーとの合弁体制を通じて、経営資源の集約と迅速な意思決定ができる事業運営体制への移行を狙う。

北京豊科芯創株式投資基金センターが取得する予定の北京豊科晶晟電子材料有限公司(北京市)に対し、中国半導体材料メーカーの寧波江豊電子材料股份有限公司(KFMI)とアルバックがそれぞれ保有するFPDターゲット事業を譲渡する。

これに伴いアルバックは、FPDスパッタリングターゲット開発・生産・販売子会社の愛発科電子材料(蘇州)有限公司を新合弁会社に譲渡する。愛発科電子材料は売上高101億円、営業利益10億4000万円、純資産48億3000万円(2025年12月期)。

譲渡価額は非公表。譲渡予定は2026年5月~6月。自社と傘下の愛発科(中国)投資有限公司(上海市)が保有する愛発科電子材料の全持ち分を譲渡する。

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