アイフル(京都市)の親会社であるムニノバホールディングスは、持ち分法適用関連会社で株式39.02%を保有する家賃保証のあんしん保証をTOB(株式公開買い付け)で完全子会社化し、信用保証事業の強化とグループシナジー創出を図る。与信ノウハウや回収機能、DX(デジタルトランスフォーメーション)基盤などを共有し、家賃保証事業の競争力向上や業務効率化を狙う。

ムニノバは個人向けローン以外の事業を強化し、多角化を進めるため、完全子会社化によってローン事業での信用力、審査能力、回収能力の強化や業務効率化によるコスト削減などの相乗効果を見込む。併せて自社の経営基盤を活用し、あんしん保証の顧客拡大や業務DX化の推進などを図る。

買付代金は約28億2300万円。買付価格は1株につき257円で、公表前営業日の終値176円に対して46.02%のプレミアムを加えた。

買付予定数は1098万4018株で、下限は所有割合29.82%にあたる518万6700株。買付期間は2026年5月13日~7月2日までの37営業日。決済の開始日は7月9日。公開買付代理人はSBI証券。

あんしん保証はTOBに賛同し、株主に応募を推奨することを決めた。TOBが成立すれば、同社の東証スタンダード市場上場は廃止となる。

あんしん保証は2002年に賃貸あんしん保証として設立。2015年に現社名に変更し、同年に東証マザーズ市場に上場した。

2021年に東証1部に移行(2022年4月に東証スタンダード市場に移行)した。

編集部おすすめ