
【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】
「一走だけでも晴れで走れて良かった」。良走路で争った初日2Rで1着の和田健吾(45)=浜松・28期・A級=が笑顔がはじけた。
シリーズを通して傘マークが付く今節。初日はいつ雨が降り出してもおかしくないどんよりとした空模様で開幕した。そんな天気に「朝から(気持ちも)どんよりしていた」。それでも空が泣くことはなく、なんとか良走路でレースを迎えられて「ラッキー」と喜んだ。
1着で予選突破なら、もちろんエンジン、タイヤとも「良かった」。晴れならこのまま準決に臨む予定だったが、2日目準決の時間帯は雨…。「雨はダメです。雨が降ったら、もう朝から(ロッカーの)カーテンを閉めているかも」。
苦笑いをしながらジョークを飛ばしたが、雨予報でも晴れることは多々ある。しょせん予報ですから…。もし晴れならその分、モチベーションも上がるはずでしょう。▼12Rの晴れは和田が素早く抜け出して3-7-全。
▼11R 石本圭耶が「雨が降らないかなぁ」とポツリ。雨なら地元根本将人との折り返し2=4-365。
初日1着の好発進を決めた和田健吾