
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
予選突破へ4日目の2走で14点がノルマだった富永夏哉人(22)=佐賀・132期・B1=が、まくり差しと逃げで連勝ゴール。最高の形で一つ目の関門を突破した。
勝負駆け成功も、「ラッキーです」と浮かれるそぶりは一切なし。謙虚な姿勢でレースを振り返った。
「エンジンはそこそこいいと思います。ターンの後は押している。リング交換が当たったと思います」と快進撃を支えた相棒にも合格点を与えた。
これで自身初の予選突破だった前走地の三国に続く準優入り。132期の養成所チャンプ決定戦で準Vまで上り詰めた潜在能力を発揮しつつある。
「Sでやられることが多かったけど、最近は行くべきところでは行けるようになってきました」。好調の要因はS力の改善。さらには、「外枠からでも、2、3着が取れるようになってきました」とコース不問の走りにも磨きが掛かってきた。
準優の出番は11R。4号艇で登場する。
▼11R 西丸侑太朗、前原大道の気配は平凡。機力で勝る富永がさばいてベスト6入りを決める。1-4-235。
▼6R 伸びが強烈な金子龍斗の一発がそろそろ決まりそう。4-56-1256。
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勝負駆けに成功し2節連続の準優入りを決めた富永夏哉人