【ボートレース児島・GⅢオールレディース】田口節子が〝リベンジ〟の逃げで今年2度目のV

優勝戦は逃げを決めて今年2度目のVを飾った田口節子



 児島ボートのGⅢオールレディース「第37回瀬戸の女王決定戦」は13日、12Rで優勝戦が行われ、田口節子(44)=岡山・85期・A1=がインから他艇を寄せ付けることなく逃げ切った。今年2回目、児島では7回目の優勝を飾った。
2着は松尾夏海、3着には鎌倉涼が入った。




◆児島12R優勝




 選 手 名

支部
期別
コース
ST
今節成績


1
1
 田口 節子
44
岡山
85
1
15
231115131


2
4
 松尾 夏海
33
香川
107
4
12
131151542


3
6
 鎌倉 涼
36
大阪
100
6
18
162124452


4
2
 平山 智加
40
香川
98
2
15
112323161


5
5
 魚谷 香織
40
福岡
96
5
17
122611552


6
3
 寺田 千恵
56
岡山
65
3
16
323211231


 
3連単 3460円(13番人気)
決まり手=逃げ




■ヒロイン

 表彰式の舞台に立った田口は、ファンに両手で大きく手を振って応え、「すごい数の方が残ってくれてすごくうれしい」と声を詰まらせた。そしてプレッシャーから解放され表情を和らげた。地元というだけでなく、1号艇での緊張もレース前には重くのしかかっていた。前節の徳山優勝戦では1号艇だったが、逃げられず2着に終わった。「年を取って勝負弱くなっている。1号艇で逃げられないことが増え、今回もつらかった」と正直に心情を吐露した。

 そんな不安も杞憂(きゆう)に終わり、インからしっかりコンマ15のSを決めて逃げ切った。「どんなレースでも一節一節を大切に走ること」を常に心がけている。来月には2年連続出場となるSG・ボートレースダービー(10月21~26日・津)が控えているが、意識はせずいつも通りの走りをするつもりだ。
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