【福井競輪・GⅡ共同通信社杯】佐々木龍が連勝 SS2人と連係して「それだけでも価値がある」


【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】

 初戦で敗退した佐々木龍(34)=神奈川・109期・S1=が、2日目から連勝を飾った。

 3日目4R、川崎バンクでともに練習を積んでいる青野将大をマーク。
終3角で青野が伊藤旭のブロックに遭って大きく外に浮くと、佐々木は「あそこしかコースがなかった」と内を進出。先行した後藤大輝を直線で抜き去った。

 初日は脇本雄太を初マーク。「捲りに離れたけど、日本一のスピードを体感できた。勉強することがたくさんありました」と貴重な体験を喜んだ。2日目は「練習だけじゃなく、いつも一緒」という同県同学年の郡司浩平を追走して差し切った。

 「初日、2日目とすごい選手の後ろに付かせてもらって、それだけでも来た価値がある。それに1着、1着だし調子も悪くない」。競走得点を112点台まで上げており、状態は良さそう。3連勝締めに挑む。

 ▼8R(佐々木龍) 腰が万全ではない脇本雄太の気力が持つかどうか。根田空史の気持ちが上回れば佐々木龍の台頭も。
1-24-234567。

 ▼10R(山口拳矢) 犬伏湧也と中野慎詞が力比べ。脚をためる山口が単騎で一撃。2-356-356、2-6-9、6-1-358。

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【福井競輪・GⅡ共同通信社杯】佐々木龍が連勝 SS2人と連係して「それだけでも価値がある」

初戦で敗退したが2日目から連勝の佐々木龍


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