【福井競輪・GⅡ共同通信社杯】南修二が初のビッグVへ デビューから22年2カ月
 南修二(44)=大阪・・88期・S1=に、ビッグ初Vのチャンス到来だ。準決10Rは寺崎浩平を好追。
きっちり差し切ってのワンツーでファイナル切符をつかんだ。

 2023年以降、9度のビッグ決勝進出となる。Vこそないが、「自分の与えられた場所で頑張るだけです」とラインのしんがりを固めるなど近畿の屋台骨を支えてきた。

 ベテランの域に達しているが、近況は自力でも勝負できるだけのパワーを備えてきた。「徐々にですけど力は付いてきているとは思います」と自負もある。

 だが、2日目はバンクレコードの脇本雄太にやや離れて、「まだまだです。自力選手に『後ろは付いてきているかな』と思わせたくない」。全幅の信頼を置かれるマーク屋をめざしている。

 現在賞金ランク8位。ここを勝てば、優勝賞金3090万円を加算できる。初のグランプリへ大きく近づく。「もちろん出られればいいんですけど、まだ9月ですしそこまで考えていません。
11月に、そこを狙える位置にいられれば」とまだがむしゃらさはない。だが、近畿3番手からの差し切りを狙っているのは間違いない。

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決勝進出を決めてインタビューに応じる南修二
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