
報道陣に並びの説明を求められて対応する古性優作
近畿は5車が決勝に進んだ。6車が勝ち上がった2月の豊橋GⅠ全日本選抜と同様に、地元と大阪に分かれての戦いになるのか注目されたが、結論は寺崎浩平-古性優作-南修二-三谷将太-小森貴大の5車結束だった。
古性優作(34)=大阪・100期・SS=が、近畿勢を代表するように報道陣に説明した。まずは「自分としては別線というのもありだとは思った」と切り出した。
脇本雄太が敗退したため、福井勢は寺崎-小森の並びになる。古性は「なんと言うべきか…。近畿の実績ですかね」と言葉をひねり出した。
「寺崎の番手はみんな回りたい。もちろん小森さんもそこを走りたいはず。でも何十年もやってきた選手もいる。簡単にそこを回れないのが近畿の厳しさ」と続けた。最後は「地元だからというのは…。この並びでいろいろ察してください」と締めくくった。
小森も「納得して5番手を回ります」と表情は暗くない。
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近畿5番手を納得して回る小森貴大