
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
一発勝負の準優はレースが予選とは別物。機力や旋回力はもちろん、それを生かす気力も重要になってきます。

数値が高ければ高いほど勝負強いのですが、ポイントは準優1号艇を上回る選手の有無。数値で上回る選手がいる場合は波乱が起きやすく、いない場合は堅く収まりやすいということになります。
この観点で今回の準優3番を見てみると、全てのレースに上回る選手が存在します。つまり、今回の準優3番は全部荒れる要素があるということ。当然狙うのは最も数値の高い選手です。準優突破率が70%を超えていた永田啓二が予選敗退となったのは残念でしたが、10Rなら坪口竜也、11Rなら松村敏、12Rなら池永太、吉田俊彦が50%オーバーと上々の首尾。好配の使者として白羽の矢を立てるには最高の存在と言えるでしょう。