
【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
蜂須瑞生(34)=群馬・114期・B1=が、驚きの表情でレースを振り返った。「初めてブイに激突してびっくりしました」。
初日6Rの5コース戦。4コースの井上未都がトップSを決めて一気に内側を締めまくりで、絶好の差し場が開けた。そこに飛び込んだ瞬間、ターンマークに激突して大きな水しぶき。ピットで観戦していた選手も思わず「危ない」との声。しかしすぐさま立て直し、何事もなかったかのように航走。最終周回まで続いた中村桃佳との3着争いを制した。
レース後、「初めての接触でびっくりしました。普通に差しに行きましたが、思いの外、前に進んでしまって…。でも中村さんに競り勝てたので、きっとパワーがあるんだと思います」とにっこり。
手にする71号機は、2連対率14%の低実績機だが、「出足寄りで舟足は悪くない」。初日3着なら、短期決戦としてはまずまずの滑り出し。予選最終日も確定板に名前を載せて、準優進出だ。
▼8R(蜂須瑞生) カドから快Sを決めて一気にまくり切る。4-156-156。
▼12R(向井田直弥) 「杉山勝匡さんにいろいろ教えていただきます」。伸び仕様が得意な先輩の助言を仰ぎ、チルト3度での4走目で白星をつかむ。4-126-1256。
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ターンマークに激突したが3着争いを制した蜂須瑞生