【ボートレース下関】「山口朝日放送ビープくんカップ」が20日に開幕

重成一人が主役だ



　下関ボートでは20日、「山口朝日放送ビープくんカップ」の5日間シリーズが開幕する。

　重成一人がV最有力候補だ。
当地を走る機会は限られている中、これまでに13回の優出歴を誇る。2011年11月には57周年記念を制覇し、22年には2連続優勝を達成するなど4回の優勝歴があるのも見逃せない。今年はまだ優勝まで手が届いていないが、大得意水面で躍動するのは間違いない。

　地元の原田篤志が待ったをかける。今年は7月芦屋、8月大村で優勝。そして同月の当地4日間シリーズでは初日から着実に上位着を並べて予選を首位通過。優勝戦では椎名豊との接戦を制して、19年1月以来となる当地Vを果たした。直前の9月児島マスターズリーグ（ML）でも準Vと勢いに乗っており、当地連覇を射程に入れる。

　ベテランの三角哲男にも注目したい。1月桐生MLで早々と今年初Vを果たすと、続く地元多摩川でもV。3月浜名湖でも優勝と元気いっぱいの走りを見せている。直前の桐生でFを切ってしまったのが気がかりだが、ボート界随一の速攻力はまだまだ健在。
自慢のS攻勢で上位着を奪取する。

　その他にも、今年3Vのスピードスター近江翔吾に、さばき堅実な田中豪、佐藤大介のベテラン勢も争覇圏。桐本康臣、宇佐見淳らもV候補に挙げられる。
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