
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
準優10Rに1号艇で登場した飛田江己(とびた・こうき、24歳)=埼玉・128期・A1=が、「Sは勘通り」とコンマ16のトップSを決めて逃げ快勝。優出一番乗りを決めた。
「バランスが取れていて中堅上位はあると思います。足は問題ないです」。相棒の13号機にも大満足。「ターンで舟がしっかり返ってきました」と生命線の回り足も抜群だ。
2021年5月のデビューからわずか3年でA1の称号を手にした128期の出世頭は、記念戦線にも活躍の場を広げつつある。前節も平和島周年を戦ったばかりだ。ただ、「上に上がれば上がるほど自分の力のなさを思い知らされます。全部に差を感じます」。記念クラスの面々との実力差を痛感している様子。
「茅原(悠紀)さん、桐生(順平)さんに宮地(元輝)さん。すごい人たちばかりで、ターンをまねできるかと言われれば、今はできないです」と目の当たりにした一級品の旋回力には感嘆の声を上げた。さらには、「上の人たちはエンジン出しもすごい。
優勝戦は2月の当地戦でVを飾った時と同じ2号艇。「気合で行きます」。3月のまるがめ以来、今年3回目のVをつかみ取ってみせる。
▼12R 6号艇の下河誉史が動くので、進入は流動的。それでも飛田は足負けがないので自力での突破に期待。2-145-1456。
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今年2回目の当地Vを狙う飛田江己