【ボートレース宮島・ルーキーS】仲道大輔が逃げて通算3V ルーキーS初制覇

ルーキーシリーズ第16戦を制して通算3Vを飾った仲道大輔



 宮島ボートのルーキーシリーズ第16戦は19日、12Rで優勝戦を争い、1号艇で人気を集めた仲道大輔(25)=愛知・127期・A2=が力強く逃げて勝利。昨年12月の江戸川一般戦以来、通算3回目、ルーキーシリーズ初制覇を宮島の地で成し遂げた。
2着は6号艇の篠原飛翔、3着に5号艇の杉山喜一が続き、3連単は1万1790円と好配当だった。




◆宮島12R優勝




 選 手 名

支部
期別
コース
ST
今節成績


1
1
 仲道 大輔
25
愛知
127
1
17
353311131


2
6
 篠原 飛翔
26
福岡
124
5
23
326313323


3
5
 杉山 喜一
26
静岡
125
6
27
133131322


4
2
 小林 孝彰
25
福井
125
2
17
531221361


5
3
 長谷川 晴哉
25
群馬
129
3
16
161413421


6
4
 宇留田 翔平
28
三重
121
4
27
212211512


 
3連単 11790円(34番人気)
決まり手=逃げ




■ヒーロー

 予選3位から優勝戦1号艇を勝ち取った仲道が、最後はまくりも差しも許さない堂々の逃げでシリーズの頂点に立った。進入は123・465となり、スロー3艇は横一線。インの仲道がコンマ17のSで1Mを先制した。「最後は自分を信じてSをするだけ。1Mは長谷川選手に差されないよう冷静にターンできた。今節は強い気持ち一本」と機力ではなく気力で勝った。

 初Vだった2023年5月とこなめはチルト3で6コースまくり。伸びに特化する攻めのレースでその名をとどろかせた。その後は堀之内紀代子の〝師匠〟として伸び型を伝授。今年7月の当地デイリー杯は〝仲道ペラ〟で優勝戦1号艇だった堀之内が6着に敗れた。

 今回は「堀之内さんの分は僕が勝ってリベンジする」と宣言して実現した。
「まず今回、優勝することが目標だった。次はもっと大きな舞台で活躍したい」とファンの声援に応え、「宮島が好きじゃけぇ、また来るけぇの」と満面の笑顔と広島弁で締めくくった。
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