「甲子園」のニュース (5,630件)
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1年夏の甲子園で西川遥輝は骨折しながら強行出場 放った大ファウルに末恐ろしい才能を感じた
プロ野球選手の甲子園奮戦記(14)〜西川遥輝(ヤクルト)西川遥輝は智辯和歌山時代に4度の甲子園出場(1年夏、2年夏、3年春夏)を果たし、10試合を戦った。当時、西川の魅力に取りつかれていた私にとって、...
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夏の甲子園で初めて導入された朝夕「2部制」 現場の監督、選手たちはどう対応し、何を感じたのか?
今夏の甲子園では、大がかりな「実験」が行なわれた。高校球児の健康面に配慮して、1日の試合を「午前の部」と「夕方の部」に分ける2部制が試験運用されたのだ。実施されたのは開幕日から大会3日目まで。新設され...
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高橋慶彦は江川卓の投げる以外の才能も絶賛 「大谷翔平とはちょっと毛色の違う二刀流ができた」
連載怪物・江川卓伝〜稀代のスイッチヒッターが語る体験記(後編)江川卓とのトレードで阪神に移籍した小林繁と並び、球界きってのイケメンとして名を馳せた高橋慶彦。盗塁王を3度獲得し、通算盗塁数も歴代5位の4...
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【夏の甲子園】大谷翔平、菊池雄星を育てた指揮官も認める花巻東・藤原凛人のポテンシャル
昨年、花巻東の佐々木麟太郎(スタンフォード大進学)の取材に行くたびに、佐々木洋監督や流石裕之部長が「すごいポテンシャルを持っている選手なんですよ」と褒めていた2年生がいた。藤原凛人(りんと)。身長18...
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【夏の甲子園】早稲田実業・宇野真仁朗の足に脱帽 鳴門渦潮「相手のスキを突く四国の野球を相手にやられてしまった」
【「甲子園でミスしたら負ける」】今年の夏の甲子園、低反発のバットに代わった影響は大きい。大会5日目までホームランはゼロで、大差がつく試合も少ない。1点の重みが増し、ロースコアのしのぎ合いが展開されてい...
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【夏の甲子園】低反発バットが生んだ新たな挑戦 木製バットを使う早実・宇野真仁朗に見る高校球児の打撃改革
思考力──低反発バットの導入により、球児に変化が起きていることのひとつに、選手たちがバッティングについて深く考えるようになったことが挙げられる。トレーニングをして振る力をつけ、ただフルスイングすれば打...
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菊池雄星は1年夏の甲子園で衝撃の145キロ 花巻東の「背番号17」は伝説となった
プロ野球選手の甲子園奮戦記(13)〜菊池雄星(アストロズ)ほかの高校なら控えの背番号も、岩手・花巻東にとって「背番号17」は特別である。実力のある者だけにつけることが許され、将来の期待の表われでもある...
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【夏の甲子園】強豪復活を託された鶴岡東の佐藤俊監督 負け続けるなかで得られた「気づき」
【憧れのチームの復活を託され監督に】大会5日目、聖光学院(福島)との東北対決を制した鶴岡東(山形)の監督、佐藤俊は試合後にこう語った。「練習試合を通じていろんなことを勉強させていただいているチームと、...
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【夏の甲子園】鶴岡東のエースで4番・櫻井椿稀は「プロ野球選手」と「プロ野球審判」の両方を目指す
将来はプロ野球選手になりたい──。そんな夢を抱く甲子園球児は少なくない。だが、鶴岡東(山形)のエースで4番打者を任される櫻井椿稀(つばき)は、少し特殊だ。今大会出場校の全選手が記入したアンケートによる...
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夏の甲子園で見つけた逸材! 青森山田の遊撃手・吉川勇大の「脱力プレー」のなかに潜む無限の可能性
【つい見とれてしまう華麗な守備】東京に住む私にとって、簡単に見られる選手ではないのに、不思議と縁があるのか、おそらく7、8回は実際にプレーを見ている。そのたびに「うまいなぁ」と、いつも感心してしまう。...
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【夏の甲子園】広陵の試合の流れを変える控えの「仕事人」たち 背番号10のサウスポー、代打や足のスペシャリストも
【ベンチに控えるスペシャリストたち】大会6日目に行なわれた広陵(広島)対熊本工業(熊本)の名門対決は、見応えのある投手戦となった。5回が終わった時点で、熊本工業が1点リード。優勝候補の一角と目される広...
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慶應高優勝メンバー・丸田湊斗が高校球児へ日焼け対策のススメ「長丁場の甲子園を戦い抜くために」
慶應大丸田湊斗インタビュー中編(全3回)開催中の夏の甲子園。夏の風物詩である一方で、近年は酷暑が問題視され、大会運営の形が盛んに議論されている。休憩時間である「クーリングタイム」や一部日程で導入された...
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夏の甲子園で見つけた逸材! 宮崎商の遊撃手・中村奈一輝の遠投に浅尾拓也の姿がダブって見えた
大会4日目(8月10日)の朝は、甲子園球場に着くなり、ネット裏の記者席ではなく、三塁側のアルプススタンドのほうへと向かった。その理由は、試合前のアップ、とくにキャッチボール、遠投を見たい選手がいたから...
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1996年夏の甲子園決勝「奇跡のバックホーム」から続く熊本工業と松山商業の交流 元指揮官が振り返る当時とその後
【1996年の夏から続く交流】2023年11月25日、松山市にある坊っちゃんスタジアムに、熊本工業(熊本)と松山商業(愛媛)のユニフォームを着た男たちがいた。1996年に夏の甲子園を沸かせたメンバーは...
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甲子園に3度出場した万波中正 3年夏は名門・横浜の4番として吉田輝星から意地の2安打を放つ
プロ野球選手の甲子園奮戦記(11)〜万波中正(日本ハム)【1年夏の神奈川大会で大アーチ】「スーパー中学生」と言われていた万波中正(日本ハム)の打撃は、横浜高校入学直後から異彩を放っていた。1年夏の神奈...
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【夏の甲子園】プロ注目の花咲徳栄・石塚裕惺が試合後に語った悔恨の思い「レギュラーだけで終わらせてしまった」
会見場に現れた石塚裕惺(ゆうせい/花咲徳栄)は全身泥だらけだった。ユニフォームは上下とも真っ黒。甲子園の土が両腕や、額や頬にもこびりついている。まず試合を終えた感想を聞くと、石塚は淡々と口を開いた。「...
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夏の甲子園で自己最速の152キロ 作新学院・今井達也は魂のピッチングでチームを54年ぶり日本一へと導いた
プロ野球選手の甲子園奮戦記(9)〜今井達也(西武)栃木大会で21イニングスを投げて33奪三振。名門・作新学院の今井達也は、高校最後の夏に覚醒した。2016年夏の第98回大会。甲子園に乗り込んだ今井のピ...
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【夏の甲子園2024】興南の1年生捕手・丹羽蓮太が浴びた大阪桐蔭の洗礼 「雰囲気が違う。怖さがあった」
高校に入って初めての夏。いきなり正捕手に抜擢され、甲子園に出場できただけでも上出来だろう。だが、初戦で全国屈指のタレント軍団・大阪桐蔭と対戦すれば......。凡人では想像できないようなショックを受け...
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夏の甲子園で見つけた逸材! 興南・丹羽蓮太のキャッチャーとしての所作に衝撃「ホントに1年生?」
【興南の4番・捕手を務める1年生】この夏の甲子園で「注目の投手は誰ですか?」といろんなメディアから聞かれたが、そのたびに「興南の田崎颯士(たさき・りゅうと)」と答えてきた。177センチ、65キロのスリ...
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岡本和真は甲子園で予告ホームラン含む1試合2発 マウンドにも上がってサヨナラ負けを喫した
プロ野球選手の甲子園奮戦記(8)〜岡本和真(巨人)今から10年前の2014年、岡本和真は甲子園で春2試合、夏1試合の計3試合を戦った。1年秋から智辯学園(奈良)の4番に座り、2年時は1年間で48本塁打...
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【夏の甲子園】7年前に感じた大阪桐蔭の「声」の強さ 敗れた興南の元ソフトバンク・島袋洋奨投手コーチが語った強力打線対策とは?
【大阪桐蔭の"目に見えない強さ"】大会2日目、春夏連覇を果たしたことがある強豪同士の一戦に敗れた興南(沖縄)の我喜屋優(がきや・まさる)監督は、試合後にこう語っている。「バッターは体格もいいし、振りも...
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2008年夏の甲子園で通算打率5割5分2厘 大阪桐蔭の不動の1番・浅村栄斗は強打でチームを日本一に導いた
プロ野球選手の甲子園奮戦記(10)〜浅村栄斗(楽天)2008年の夏は、大阪桐蔭が1991年の初優勝以来、2度目の全国制覇を果たした夏である。超高校級の二刀流・中田翔(中日)が抜けたあとのチームは、前年...
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夏の甲子園で見つけた逸材! 鳴門渦潮のエースで4番・岡田力樹のスイングに見たバットマンとしての将来性
【4番・エースを務めるチームの大黒柱】大会5日目(8月11日)第1試合の早稲田実業(西東京)と鳴門渦潮(徳島)の一戦。世間はお盆休みに突入したせいか、観客の入りがすごい。外野席まで8割方埋まっている。...
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立教大史上初の女子応援団長はチアとの「二刀流」 望月蒼生が第93代団長になったワケ
『立教大学体育会応援団、第九十三代団長』──そんないかつい肩書きを持つ"二刀流女性応援団長"がいる。望月蒼生(あおい)さん(現代心理学部4年、愛知淑徳)がその人だ。今春のリーグ戦で壇上に登り校歌を指揮...
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夏の甲子園で見つけた逸材! 熊本工の2年生右腕・山本凌雅はほとんどが「ローボール」で百戦錬磨の広陵打線を追い詰めた
今年の熊本工業には、3年生に絶対的エースが君臨していると聞いていた。廣永大道(だいち)──県内でも有数の実力と評されていたが、熊本大会中に肋骨の疲労骨折で登板できずガッカリしていたら、2年生投手がほぼ...
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屋鋪要は江川卓のボールを「ズドーン」と表現 「重いボールが浮き上がるように伸びてくる。信じられない」
連載怪物・江川卓伝〜屋鋪要が放った26安打の記憶(前編)過去の連載記事一覧1980年代、田原俊彦、近藤真彦、野村義男の「たのきんトリオ」、長江健次、山口良一、西山浩司の「イモ欽トリオ」が芸能界を席巻し...
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【2024年夏の甲子園注目野手10人】高校ナンバーワン捕手、通算64本塁打の強打者などタレントが集結
8月7日に開幕した第106回全国高等学校野球選手権大会。夏の甲子園にはどんなスター候補が登場するのか。投手編に続き、今回はさまざまな一芸を持った超高校級の野手10選手を紹介する。2024年夏の甲子園注...
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【夏の甲子園】東海大相模の2年生右腕・福田拓翔が抱く健大高崎の154キロ右腕・石垣元気へのライバル心 「絶対に負けたくない」
故障さえなければ、間違いなく来年のドラフト1位候補になるはずだ。東海大相模(神奈川)の2年生右腕・福田拓翔(たくと)の投球を見て、確信するものがあった。【理想は藤川球児のストレート】8月12日、東海大...
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大谷翔平が語った「甲子園は悔しい思い出しかない」 150キロマーク、藤浪晋太郎から本塁打も聖地0勝
プロ野球選手の甲子園奮戦記(7)〜大谷翔平(ドジャース)大谷翔平(現・ドジャース)が初めて甲子園の土を踏んだのは花巻東2年時の夏、東日本大震災に直面した2011年の第93回大会である。岩手大会直前に左...
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【夏の甲子園】健大高崎を支える通算本塁打2ケタの控え選手たち 野球エリートが直面した過酷な現実
8月7日、今春センバツ王者の健大高崎(群馬)は夏の甲子園初戦を迎え、英明(香川)を1対0で破った。高校通算35本塁打のドラフト候補・箱山遥人など、打線には強打者がズラリと並ぶ。チーム内での本塁打数の上...