アイザック・ハジャーの負傷が長引いていることにより、今週末にモンツァ・サーキットで行われるイタリアGPにも代替出場することになった角田裕毅。
先日のオランダGPでは突如の出走ながら11位という堅実な結果を残し、今季のレーシングブルズのマシンにも適応を見せた。
しかしながら『Formula1』のインタビューによれば、今季のマシンをドライブするにはかなり大きなハードルがあるようだ。今もかなり学ばなければならないことが多いという。
「オランダGPは幸運にも、バッテリーのエネルギー管理が最も容易なコースの一つだったと思うし、マシンにもかなりスムーズに順応できた。
しかし、今度はバッテリー管理が最も難しい場所だ。シミュレーターで既にその違いを体験しているし、これらの規制による課題が本当に顕著に表れていることを実感した。
スロットルのマネジメントや、早めにブレーキをかけること、それらを本当に練習しないといけない。シミュレーターではすごく変な感じだった。もっと速く走れるのは分かっているのに、そうしないとラップタイムが遅くなってしまう。だから、それが僕にとって最大の課題になるし、レースコンディションではもっと難しくなると思う。
他の車とのエネルギー管理を巡る戦略的な戦いはこれまで経験していないし、他のドライバーはバッテリーを使って追い越しや防御をした後、車がどうなるかを知っている。僕はシミュレーターでしか知らない。
短い距離の練習走行では自分のことに集中できるので、それほど心配はしていない。
FP1でこれらのエネルギー関連の課題がどれくらい難しいか見てみる。正直なところ、まだ分からない。でも、マシンのペースは良いし、アップグレードも導入するので、それが楽しみだよ。
多くのことを練習しなければならない。1周を通して忍耐強く走ることも重要だ。まるで新人のような気分で、すべてを学び、チームからの指示を一つたりとも見逃さないように努力しなければいけない。
ここで良い成績を残したいんです。これまでここで良い成績を残せたことが一度もないからね。5年間で3回はリタイア、2回はスタートすらしていない。今回は幸運が巡ってくることを祈るよ」
前回のオランダGPはバッテリーの管理が難しくないサーキットだったため、今年のマシンに慣れることは簡単だったが、イタリアGPはそれに気を使わなければいけないコースであり、新たに学ばなければならないものも多いようだ。
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F1では2026年から電気モーターの容量が増強された一方、電気エネルギーを使ったバトルが勝負の鍵を握るため、ドライバーは速度だけでなく充放電のサイクルをも常に管理しなければいけないという難しいレギュレーションになっている。
筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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