英ロンドンの繁華街ピカデリー・サーカスでライブ配信を行っていた中国人ブロガーの男性が暴行を受けたようだ。

中国のSNS・微博(ウェイボー)に投稿された動画には、男性が「触るな」と英語で威嚇したり、相手の胸を突いたりしている様子が映っている。

男性は当時の状況について、「午前0時にロンドンで一番賑やかな街でライブ配信をしていたら、数人の不良がやってきた。悪意があるように感じたので『近寄るな』と言った。それでも近付いてきて胸をぶつけてきたので、手でそれを阻止した」と説明した。

また、「揉み合っているうちに相手は不適切なジェスチャー(中指を立てる)をしてきた。そしてFワードを付けて中国人をののしった。この瞬間、私は完全に怒った。当時、視聴者は数千人いた。中国人を罵倒するのはどうしても我慢ならなかった」などと言及。相手が腕時計を狙っていた様子だったとした上で、「3対1で地面に押し倒されたものの、腕時計は奪い返した。その後、彼らは逃げ出した」と語った。

男性は警察に通報したが、警察は男性の氏名や住所などの記録を取っただけで、事件として捜査することには消極的だったという。

男性は、「問題はロンドンの最も繁華な街で誰も警察に通報せず、誰も注目せず、誰も助けてくれなかったことだ。

考えてみてほしい。これは一体どういう社会なんだ。このような強盗傷害事件が起きた。彼らは武器を持っていた可能性も高い。これが小さい出来事なのか?」などと不満をぶちまけた。

また、その後の動画で病院を受診する様子を撮影。結果は骨折していたようで、男性は「(診断書など)すべての証明書を整理している。警察に提出する。絶対に事件化する」とし、「今回のことには、差別、強盗などが含まれる。こうした悪の勢力とは徹底的に抗争する」などと息巻いた。

これに対し、中国のネットユーザーからは「これが文明社会か?」「英国の治安はひどいようだ」「『紳士の国』ではなかったのか?」「(映像を)見た限り(加害者は)北アフリカか中東系だな」「ロンドンは犯罪天国。行かない方がいい」「二流国家」「中国大使館に報告した方がいい」「やはり中国は安全」といった声が上がった。

また、中国では警察など公的機関が外国人を優遇しているとの考えが根強く、「(英国の警察の中国人への対応は)中国の警察の外国人への対応と大きな差があるな」「中国の警察は欧米人が自転車をなくしただけで必死に探すけどな」といったコメントも寄せられ、多くの共感が集まった。

一方で、「勝手にライブ配信するからだ」「よく殴ってくれた」「自業自得」「中国人インフルエンサーとして、英国のリソースを利用してアクセスを増やそうとすれば、こういうリスクもあるだろう」といったコメントも散見された。(翻訳・編集/北田)

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