台湾メディアの財訊快報は8日、中国の8月のレアアース輸出量が前月比で12.1%増加したと伝えた。
中国税関総署が同日に発表した主要品目の貿易統計によると、8月のレアアース輸出量は4735.1トンとなり、7月の4223.5トンから12.1%増加した。
統計によると、8月の未加工銅・銅材の輸入量は7月の42万5000トンから38万2000トンに減少し、前月比10.1%減となった。一方、銅鉱石・精鉱の輸入量は238万トンから250万8000トンに増加し、前月比5.4%増となった。
記事は、「銅鉱石・精鉱の輸入が回復したことは、中国国内の製錬所で原料鉱石を補充する需要が依然として存在することを示している」とする一方、「銅価格の高騰が一部の精製銅の買い付けを抑制する可能性もある」とした。
また、今年1~8月の累計では、中国の銅鉱石・精鉱輸入量は1949万2000トンとなり、前年同期の2006万3000トンから2.8%減少したとし、「世界の大規模銅鉱山で供給が制限され、ロンドン市場で現物が逼迫し、銅価格が高騰する中、中国の製錬所は原料の確保が難しくなり、製錬にかかるコストも上昇する可能性がある」と伝えた。
さらに、8月の鉄鋼製品の輸出量が1012万トンから1015万5000トンへと前月比0.3%の微増となり、1000万トンを超える水準を引き続き維持していることに触れ、「中国国内で余剰となっている鉄鋼の供給を海外に振り向けることができる一方、中国から安価な鉄鋼が大量に輸出されることで海外では中国製鉄鋼への警戒が強まり、関税引き上げや輸入制限などの貿易救済措置につながる可能性もある」と指摘している。(翻訳・編集/北田)











