中国のスシロー店舗で従業員に冷凍エビを手で温めて解凍させていたとされる問題で、店側が回答した。中国メディア大風新聞などが8日に報じた。

報道によると、先日、河北省にあるスシロー石家荘万象城店に勤務する従業員を名乗るネットユーザーがSNS上で「教育担当者から冷凍エビを手で温めて解凍するよう言われた」と告発した。

同ユーザーによると、今年8月15日に入社し、普段は魚を切ったり、商品の受け取りや補充、厨房内の雑務などを担当していた。9月5日午後、(同ユーザーの所属ではない)Aグループの持ち場で赤エビの在庫が不足していたため、同ユーザーが自ら赤エビ2袋を調理場に持っていき解凍処理をしておいた。

その後、Aグループの同僚から「赤エビが不足している」と連絡を受けた。同ユーザーは「もう解凍してある」と伝えたが、調理場に戻ってみると先ほど解凍しておいたはずの赤エビがなくなっており、Aグループの教育担当者から「解凍していないじゃないか」と言われた。

同ユーザーは「監視カメラの映像を確認してもらえれば自分が解凍処理を行ったことを証明できる」などと訴えたが聞き入れられなかったようで、Aグループの教育担当者と口論に発展。同ユーザーが所属するグループの教育担当者が見かねて間に入り、その場を収めたという。

同ユーザーによると、その後、Aグループの教育担当者から「エビを手で覆え(※手で温めて解凍しろ)」と言われた。しばらく手で覆っていたところ両手が真っ赤になり、解凍が完了するころには「手のひらが焼けるような痛みに襲われた」とのこと。

同ユーザーは普段はこのような解凍方法は行われていないとし、「厨房における食材の取り扱い規定に適合しないだけでなく、人格を侮辱する意味合いもあった」と訴えている。

同店の担当者は大風新聞の取材に対し、「現在、本件について調査が開始されており、問題の教育担当者は停職処分となっている。店は現在、運営会社による調査と処分の結果を待っている状況」と明かした。

担当者によると、店には食材の解凍について明確な規定があり、冷蔵庫で時間をかけて解凍するか、急ぎの場合は流水で解凍することになっているという。(翻訳・編集/北田)

編集部おすすめ