2026年9月10日、香港メディア・香港01は、中国本土で米アップルの新型スマートフォン「iPhone Duo」の予約開始に伴い、転売業者による価格の上乗せが横行していると報じた。

記事は、アップル初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」が中国本土で10月23日に発売予定とされ、256GB版の公式直販価格が1万5999元(約36万8100円)に設定されていると紹介。

すでに京東(JD.com)や淘宝(タオバオ)などの大手ネット通販プラットフォームで予約受付が始まっており、京東のアップル公式直営店だけでもiPhone Duoの予約者数が56万人を突破したほか、iPhone 18 Proの予約者数は120万人を超えていると伝えた。

そして、新製品発表後に中国メディア・第一財経の記者が中古品取引プラットフォーム「閑魚(シエンユー)」などを調べたところ、複数の業者がすでに購入代行サービスを始めており、プラットフォーム上での成約記録はまだ確認されていないものの、「黄牛」と呼ばれる転売業者によって最高9万9000元(約227万9000円)の値が付けられていたと報じた。

また、記者が複数の販売業者を取材した結果として、転売価格は最低でも1000元(約2万3000円)以上、全体的には5000元(約11万5000円)前後の上乗せが相場となっていると指摘。大容量の1TB版や2TB版の取引相場はさらに引き上げられており、多くの転売業者が「発売初日の現物確保」を謳い文句に購入者を募っているほか、予約を確約するための手付金が800元(約1万8400円)前後にまで高騰し、キャンセル時の返金不可を明記するケースも出ていると指摘した。

さらに、iPhone 18 Proの投入に伴いアップル公式サイトのラインアップから外されたiPhone 17 Proについて、通販プラットフォーム上で注目度が急上昇していることにも言及。京東では、256GB版が国の買い替え補助金を適用した実質価格で7599元(約17万4900円)から販売されており、24時間以内に1万人以上が買い物かごに追加する人気ぶりを示していると報じた。

その上で、アップルが公式サイト上で販売を継続している一部旧モデルの価格を引き上げたことを受け、サードパーティーのプラットフォームでも実売価格が上昇しており、iPhone 17の256GB版では複数カラーの成約価格が概ね230元(約5300円)前後上昇し、特にホワイトは362元(約8300円)値上がりして6595元(約15万1800円)になったと伝えている。(編集・翻訳/川尻)

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