ノルウェー産のサーモンが北欧で漁獲されてから、中国陝西省西安市のスーパーの店頭に並ぶまで、最短でわずか36時間です。

午前5時、西安咸陽国際空港にノルウェーから飛来した貨物専用機が定刻通り到着しました。

機内には、漁獲されたばかりの生鮮サーモン20トン余りが積まれていました。今年、西安咸陽国際空港税関の輸入生鮮水産物指定監督管理施設が正式に認可され、通関にかかる時間はわずか1時間となっています。

サーモンはその後、近くの加工工場に運ばれます。加工には2時間かかり、その後のコールドチェーンによる配送を含めても、西安の空港に到着してからスーパーに並ぶまで最短でわずか6時間です。

サーモンのように、西安のチェーンスーパーに素早く並ぶ海外商品はほかにも数多くあります。タイ産ドリアン、アフリカ産アボカド、ボストンロブスター、ロシア産タラバガニなどで、輸入商品の種類は3年前の400種類余りから、現在では1000種類を超えています。

こうした変化を後押ししているのが、中欧班列(中国とヨーロッパを結ぶ貨物列車)の輸送スピードです。ベルギーからの輸入品を例にすると、輸送期間は従来の30日から3~5日に短縮され、コストも航空輸送や沿海都市を経由する輸送に比べて10~15%削減されています。

今年1月から7月まで、中欧班列の西安集結センターでは復路便の割合が55.9%に達しました。往路は中国製品を運び、復路は世界各地の商品を積んで戻ってきます。税関のデータによると、今年1月から8月までの西安市の輸出入総額は6513億6000万元(約15兆円)で、前年同期比109%増となりました。(提供/CGTN Japanese)

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