中国北西部の新疆ウイグル自治区ハミ市で9月13日、世界初の翼竜博物館となるハミ翼竜博物館が開館しました。また、同日、「新疆ハミ翼竜-ヤルダン国家地質公園」も正式にオープンしました。

現地ではちょうど、第18回中国古脊椎動物学学術年次総会と第10回翼竜国際会議が開催されており、会議に参加した国内外の古生物学や考古学の専門家、研究者らがこの重要な瞬間に立ち会いました。

ハミ翼竜博物館は新疆ハミ翼竜-雅丹国家地質公園内に位置しており、主要施設はゴビ砂漠の地表から地下8メートルの位置に建設されています。建築面積は約8000平方メートルで、展示面積は約4600平方メートルあります。「中国翼竜館」「ハミ翼竜館」など五つのメイン展示ホールのほか、「想像力空間」など二つのインタラクティブ展示ホールが設けられています。

ハミには、世界でも類を見ない翼竜化石資源と壮大で独特なヤルダン地形があり、中国における古生物化石の保護・研究や地質・生態に関する科学普及の重要拠点となっています。国際的な学術界からは、「200年以上にわたる翼竜研究の中で最も胸躍る発見」がなされた場所と評価されており、予備的な調査では、1億個体を超える翼竜やその他の古脊椎動物の化石が埋蔵されているとみられています。

博物館に展示されている化石は、いずれも現地で実際に発掘された実物です。主な展示品には、世界で初めて三次元の立体状態で保存された翼竜の卵と胚の化石のほか、ハミ翼竜と同じ時代・地域に生息していた中国シルクロード巨竜や天山ハミ巨竜などの貴重な標本があります。(提供/CGTN Japanese)

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