2026年9月15日、中国メディア・揚子晩報は、インドネシアの海域でダイバーが国際的な絶滅危惧種のタイマイ(ウミガメの一種)を水中銃で射殺したとされる動画がSNSで拡散し、国際的なダイビング指導機関が調査に乗り出す声明を発表したと報じた。
記事は、13日にSNSで拡散した動画として、インドネシア東部ラジャ・アンパット諸島のピアネモ地区で、スキューバダイビングを行っていた人物が国際的な絶滅危惧種に指定されているタイマイを射殺し、その後調理して食したとされる事案が発生したと紹介。
その上で、この事態を受けて国際的なダイビング指導機関が相次いで見解を示したとし、国際スキューバスクール(SSI)中国サービスセンターが14日に調査開始を表明したことに言及。同センターが「関係者がどのダイビング指導団体に所属しているかにかかわらず、潜水業界においてこのような行為が発生したことは極めて遺憾であり、決して容認できない。われわれが提唱してきた責任あるダイビングや海洋環境保護の理念に真っ向から反するものだ。現在、関連資料や状況を精査しており、団体の基準と規定に基づき適切な措置を講じる」とコメントしたことを紹介した。
また、世界潜水指導者協会(PADI)も14日、公式SNSを通じて「海洋保護は一人一人の責任だ。ウミガメの生存率はわずか1000分の1で、数十年もの海洋漂流を経てようやく成長する。生命は得難いものであり、邪魔をしてはならず、決して傷つけてはならない」とのメッセージを発信した。
この報道に対し、中国のネットユーザーからは「現地で逮捕して厳罰に処すべきだ」「必死にもがくウミガメの姿を見て本当に胸が痛んだ」「絶滅危惧種を違法に捕獲して動画を公開するなど正気の沙汰とは思えない」「国内外を問わず海洋保護のルールを守るべきだ」「中国籍のインストラクターが関与している疑いがあるなら、徹底的に調査して責任を追及してほしい」といった声が寄せられた。(編集・翻訳/川尻)











