2026年9月15日、中国のSNS・小紅書(RED)に「グッズ経済は来年まで持たないかもしれない」と題した投稿があり、中国のネットユーザーの間で話題になっている。

投稿者は、「グッズ経済は目に見えて低迷している」として、「(中国でアニメ・ゲーム関連グッズを扱う)『指楽』のような大型店の経営トラブルが表面化した頃から、グッズショップが相次いで閉店しているというニュースを目にするようになった。

個人的には、人気のある新規作品が登場していないことが原因の一つだと思っている。さらに、これまで市場を支えてきた定番作品も次々と勢いを失っているように感じる」とつづった。

続けて、「(アニメ・ゲーム関連グッズを扱う)『華盛小亭』を先週訪れた際に中国のゲーム『恋と深空』の公式グッズが大量に販売されているのを見かけたが、本当に今でも売り切れるのだろうかと少し気になった」と述べた。

その上で、「もちろん主な原因は、みんなの懐にお金がなくなっていることだろう。そう考えると、こうしたグッズショップに代わってどのような実体経済が成り立つのか、すぐには思いつかない。二次元コンテンツによって再び活気を取り戻した商業施設もおそらく閉店や衰退を免れないのではないかと思う」と言及した。

すると、この投稿に中国のネットユーザーから「グッズを買うのは商品を買うというより、気持ちを買っているんだということを理解していない人が多い気がする。人気があるかどうか、見た目がいいかどうかだけじゃないんだよね。『進撃の巨人』のグッズを見れば分かる。自分の心に刺さるかどうかが大事なんだよ」と、グッズ購入では作品やキャラクターへの思いが重要だと語る意見が寄せられた。

また、「そもそもバブル経済みたいなものだよね。薄っぺらい金属片にキャラを印刷しただけのものを何十元、何百元もの値段で売ってるけど、実際の製造コストなんて数元程度だし」「原価が1桁にも満たないようなものを2桁の値段で売って、しかもブラインドボックス形式。

欲しい小さな金属片を1個手に入れるために、3桁のお金を使わなきゃいけないことすらある。もうとっくに買うのをやめた」など、グッズの価格設定やブラインドボックス商法に疑問を呈する声が上がった。

さらに、「これで稼ごうと思ったら、作品やキャラクターの人気を十分に理解して、新商品が出たときにどれが売れそうか、市場に需要があるかを予測して、売れそうなものを多めに仕入れないといけない」「実店舗のグッズショップは古いデザインの商品を仕入れて、かなり高い値段で売っているところも多い。詳しい人ならそんなものは買わない。損するに決まってる。公式の発売スケジュールに合わせて新商品を入荷するならまだ分かるけど」など、グッズショップの経営には作品や市場の需要を見極める力が必要だとの指摘も寄せられた。

そのほか、「日本のグッズ市場はそこまで大きく崩れない気がする。中国のグッズは最初から『うーん…』って感じだけど」「昔の日本の作品の中古グッズなら、実店舗でもオンラインでもほぼ同じ値段だから、買うことを考えるかもしれない。でもオンラインだとクーポンや割引がいろいろあるし、実店舗で買う理由が思いつかない。実店舗は最近どんな新作グッズが出たのかを知るための場所という感じ」と、日本と中国のグッズ市場や実店舗の存在意義に関するコメントも見られた。(翻訳・編集/岩田)

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