テニスをしたいのに対戦相手が見つからない、個人レッスンは費用がかかりすぎる。これは多くのテニス愛好家が抱える悩みだ。
そんな悩みを解決する人工知能(AI)搭載テニスロボットがテニスコートに登場した。練習に付き合ってラリーの相手をしたり、スイングのフォームを修正してくれたり、本物の対戦相手のように動き回ってボールを返したりすることができる。
上海市内のテニスコートの一角にAIテニスロボットが設置され、テニス愛好家がコートを駆け回ってロボットから繰り出されたボールを打ち返していた。ロボットは常に待機し、時間や人数の制約はない。
テニス愛好家によると、このロボットが打ち出すボールの質は基本的に4.0+レベルに達しており、中上級レベルのアマチュア選手とラリーをしているような感覚だという。初心者がゼロから始めてベースラインでラリーが5回続くようになるまでには少なくとも30回から50回の個人レッスンが必要だが、このAIサーブマシンを利用すれば、レッスン費用を少なくとも半分は節約できる。
AIテニスロボットは、プレーの相手を見つけるのが大変という問題を解決するだけでなく、モバイルバッテリーのシェアリングのようなレンタルモデルにより、普通の人でも気軽に利用して練習相手にすることができる。
広東省深セン市内のテニスコートにはAIテニスロボットのシェアリングサービスが導入されている。市民はQRコードをスキャンするだけですぐにレンタルでき、料金は1時間当たり60~120元(約1400~2800円)となっている。
メード・イン・チャイナのAIテニスロボットは、中国国内で普及しているだけでなく、海外市場でも非常に好評だ。
深セン発の新型国産AIテニスロボットは米ニューヨークで行われた試打会で200人を超えるテニス愛好家が体験しようと列を作った。
艾思ロボット(深セン)有限公司の黄子翬(ホアン・ズーフイ)最高経営責任者(CEO)によると、この製品は2025年5月に海外のクラウドファンディングプラットフォームで公開された。
アナリストの試算によると、2035年には世界のAIテニスロボットの販売台数が700万台に達し、市場規模は700億元(約1兆6100億円)を超える見通しだという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)











