2026年9月15日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で、河北省邢台市の病院が生後8カ月の乳児に誤って10倍の量のアドレナリンを注射した事故が紹介されて注目を集めた。

中国メディア・澎湃新聞の微博アカウントは15日、生後8カ月の男児・暁楽(シャオラー)ちゃん(仮名)が食後の体調不良で邢台市中心医院の小児科を受診した際、医師が塩酸アドレナリン注射液0.08ミリグラムの筋肉注射を処方したものの、看護師が誤って10倍にあたる0.8ミリグラムを投与したと伝えた。

男児は激しく泣き叫び、心拍数の急増や顔面の紅潮などの症状が現れ、家族の強い要望によって河北省児童医院へ転院したという。

事故の後、示談が成立しなかったことから、父親は1カ月前、邢台市中心医院を相手取り、医療費や休業補償、看護費、栄養費、入院食事補助費などの損害賠償に加え、訴訟費用や鑑定費用の負担を求めて民事訴訟を起こした。

病院が生後8カ月の乳児に10倍のアドレナリン誤注射=中国ネット「健康被害が心配」「徹底的に追及を」

澎湃新聞は9月10日に邢台市中心医院へ取材を申し入れたものの、期日までに回答は得られなかったとしている。その後、関係筋からの情報として、13日までに病院側と家族側との間で調停合意が成立したとのことだ。

この投稿に対し、中国のネットユーザーからは「看護師は臨時雇用や派遣職員ではないのか」「一体どのような処分が下されるのか」「赤ちゃんへの健康被害や後遺症が本当に心配だ」「ずさんな医療過誤であり、徹底的に調査して責任を追及すべきだ」といった声が寄せられた。(編集・翻訳/川尻)

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